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早漏とは?その定義やデメリットと原因、改善方法を解説

「早漏」は男性にとって大きな悩みとなるものです。射精を自分でコントロールできず、意図しない早いタイミングで射精してしまうため、恥ずかしさや情けなさを感じている方は多いのではないでしょうか。中には、性行為や恋愛に臆病になってしまう方もいるかもしれません。そんな悩ましい早漏ですが、原因がわかればしっかりと改善できます。 今回は、早漏の定義や原因、早漏のデメリット、早漏を改善する方法を解説します。

早漏とは

早漏とは、射精が早すぎる状態のことで、ペニスの挿入前・挿入時・挿入直後の本人が想定していないタイミングで射精が起こります。早漏の原因はさまざまですが、主に陰茎や亀頭が敏感であることや心理的な要因が考えられます。早漏を改善するには、射精を遅らせるための方法やカウンセリングなどが効果的です。 前立腺や甲状腺、神経系の病気が原因となることがありますが、それはまれなケースです。ほとんどの場合は、性的に敏感であることや精神的なことが早漏の要因となります。

早漏のデメリット

早漏は男性にとって大きな悩みとなるものです。早漏男性が感じやすいデメリットについて解説します。

敏感すぎる

早漏は個人差があり、人それぞれで程度が異なります。人によっては、挿入前や膣に触れた瞬間に射精してしまうこともあります。 このように「敏感すぎる」ことは、男性にとってとても恥ずかしいことです。射精をコントロールできないため、性生活も楽しみにくく、性行為を意図的に避けてしまうこともあります。

精神的負担になる

早漏は男性にとって精神的負担になります。 自分でコントロールできず、意図しない早いタイミングで射精してしまうことは男性にとって大きなストレスとなることでしょう。パートナーに対して恥ずかしさや申し訳なさといった感情を抱くだけでなく、自分に対して情けなさや不甲斐なさを感じることもあります。早漏のせいで自己評価を下げてしまうと、性行為に対してストレスやトラウマを抱くようになり、その影響で心因性EDになるケースもあります。また、人によっては、そうしたストレスが引き金となり、外的刺激がない状態で射精するような場合もあります。

性生活が充実しにくい

早漏になると性生活が充実しにくくなるのも問題です。 これまで解説したように、早漏は男性にとってストレスやトラウマになるものです。その結果として性行為を避けるようになることは決して珍しくありません。また、性行為が充実せず避けるようになってしまうと、恋人関係や夫婦生活を破綻させるきっかけにもなることでしょう。恋愛に臆病になり、結婚したくないと考える方もいるかもしれません。 また、早漏は「パートナーを満足させられない」という問題もあります。もちろん、女性によってはあまり気にしない場合もあるでしょう。しかし、挿入前や直後に射精してしまうことが続けば、女性も何らかの不満を抱く可能性があります。

早漏の定義

早漏は遅漏と同じように射精障害の一つとされています。遅漏の場合は明確な定義はありませんが、早漏については「国際性機能学会」により以下のように定義づけられています。

  • ・膣への挿入前や挿入後1分以内に射精してしまう
  • ・射精のタイミングを全くコントロールできない、またはほぼできない
  • ・射精に至るまでの時間が早く、強いストレスや欲求不満があることが原因で、性行為に消極的になっている

この3つのいずれかに該当する場合、早漏であるとされます。たとえば、挿入から射精までの時間が1分以上であったとしても、「自分は早漏だ…」と悩んでいて性行為に消極的になっているのであれば、それは早漏であるとされるわけです。これらいずれかに当てはまるようでしたら、早漏になる原因を見つけて改善することをおすすめします。
参考:「国際性機能学会早漏治療ガイドライン

早漏の主な4つの原因

早漏になる原因はさまざまですが、主なものとして4つ挙げられます。

精神的なもの

精神的な負荷がトリガーとなって早漏になることは少なくありません。射精は肉体的な刺激だけでなく、脳の働きも関係する複雑なものです。心と体のバランスが崩れると、射精をコントロールできなくなり、早漏・遅漏になることがあります。 早漏になりやすい人は、以下のような精神的な問題を抱えていることがあります。
性行為の経験が少なく不安・緊張がある 日常生活の中でストレスを感じている 性行為に対して不安がある マスターベーションをリラックスして行えない
たとえば、過去に早漏を経験した人は「また早く射精してしまうのでは…」と不安を抱えやすいものです。そして性行為に対する不安が影響して、外的刺激がほぼない状態で射精してしまうことがあります。また、性行為の経験が少ないと外的刺激に弱いだけでなく、強い緊張によりすぐに射精してしまうことがあります。

加齢によるもの

加齢によって早漏になることもあります。若い頃は早漏であると感じたことがなかったのに、年を取ってから「以前より早くなった」「射精をコントロールしにくくなった」と感じる人は少なくありません。これは、衰弱性早漏といわれるもので、加齢が原因で引き起こされます。 衰弱性早漏は加齢や運動不足などが原因で引き起こされます。男性ホルモンの分泌が減るとともに、射精管閉塞筋が弱まってしまうことで、射精をコントロールしにくくなるのです。また、加齢とともに早漏になる自分に不安を感じ、精神的負担が重なってさらに早漏になってしまうケースもあります。

敏感である

早漏の原因として最もイメージしやすいのが、敏感であることです。性的刺激に敏感ですぐに射精してしまう状態を敏感性早漏といいます。少しの刺激でも射精してしまうため、挿入直後でも耐えることが困難です。敏感性早漏になる年齢層はさまざまですが、一般的には性行為の経験が少ない10~20代の若い世代に多く見られます。若い世代の場合は慣れない性行為への緊張による精神的負荷もあり、より早漏になりやすい傾向にあります。 敏感性早漏の場合、一般的には経験を重ねて性的刺激に慣れることで改善しやすいです。

仮性包茎である

仮性包茎の人は早漏で悩まされやすい傾向にあります。 仮性包茎とは、勃起時や手を使えば包皮を剥いて亀頭を露出できます。しかし、非勃起時は基本的に亀頭が包皮で覆われた状態です。そのため、亀頭が外部からの刺激を受けにくくなり、敏感になります。勃起時にはその敏感な亀頭が露出して膣の刺激を直接受けるため、射精しやすくなってしまうのです。 敏感性早漏と似ていますが、仮性包茎の場合は亀頭そのものが外部の刺激から包皮で守られてしまっていることが早漏の原因です。つまり、包茎手術をして亀頭が常に露出できるようになれば、いずれ改善します。

早漏を改善する方法

早漏は男性にとって大きな性の悩みとなる問題です。どうすれば早漏を改善できるのでしょうか。以下で、早漏を改善するいくつかの方法をご紹介します。

厚手のコンドームを使用する

早漏を改善する最も簡単な方法の一つが、厚手のコンドームの着用です。コンドームが分厚いため、亀頭への刺激が大きく軽減されて早漏が改善されやすくなります。実際、さまざまなメーカーから「早漏防止」「長持ち」などのキャッチコピーで厚手のコンドームが多数販売されています。精神的負荷が原因の早漏であっても、「厚手のコンドームなら大丈夫」と安心しやすく、早漏を改善できる可能性があります。ぜひ試してみてください。 ただし、「コンドームを重ねて着用する」のは絶対にやめましょう。確かに刺激は伝わりにくくなりますが、重ねて着用するとコンドームが破損しやすくなります。破れてしまえば避妊効果がなくなってしまいますので、重ねての着用はおすすめしません。

トレーニングをする

早漏を改善するトレーニングもぜひ試してみましょう。 早漏防止のトレーニングにはマスターベーション時に一人でできるスクイーズ法と、パートナーと一緒に行うセマンズ法があります。どちらの方法も考え方としては一緒で、「ペニスを刺激して射精する前に止める」ことを繰り返します。射精をコントロールする感覚を身につけることで、早漏改善を目指すわけです。どちらも難しい方法ではありませんので、ご自身にあったトレーニング方法を試してみてください。

包茎治療をする

仮性包茎が早漏の原因であれば、包茎手術をしてみましょう。 包茎が改善されて亀頭が常に露出されるようになれば、亀頭は外部からの刺激を常に受けるようになります。最初のうちは、パンツにこすれる刺激でもこそばゆいかもしれません。しかし、慣れてくればそれが当たり前になってきます。亀頭の皮膚も常に乾いた状態になってやや厚みがでてくるので、性的刺激にも強くなることでしょう。 また、包茎を改善することで自分のペニスに自信が持てるようになります。性に関するストレスやコンプレックスが解消されることで精神的負担がなくなり、心の側面からも早漏になる可能性を減らせるかもしれません。

包茎のことなら東京ノーストクリニック

包茎や早漏のことでお悩みなら、東京ノーストクリニックにご相談ください。東京ノーストクリニックでは、無料カウンセリングで患者さんのお悩みとじっくり向き合います。仮性包茎やそれに伴う早漏のお悩みもしっかり伺い、その改善のために最善の方法をご提案いたします。仮性包茎であれば、切らずに治す包茎手術もありますので、患者さんのご要望によってはそちらもご提供可能です。 東京ノーストクリニックは、創業から35年、症例実績12万件以上のクリニックです。熟練の在籍医師が仕上がりにこだわって施術を行います。より美しい見た目を実現できる「美容形成術」もご用意していますので、美しさをお求めならご相談ください。 24時間の電話相談窓口や全国35院での再診もでき、アフターケアも万全です。包茎手術のことなら、術前・術中・術後、すべてにおいて患者さんをしっかりサポートする東京ノーストクリニックにお任せください。

まとめ

今回は、早漏について解説しました。 早漏の原因は人それぞれで異なります。精神的なもの、刺激に弱いため、年齢などさまざまあり、それらが複合的に絡み合って引き起こされているケースもあります。どのような原因で早漏なのかを見極めて、じっくり改善することが大切です。 また、仮性包茎の方は早漏になりやすい傾向にあります。仮性包茎は軽度な包茎ではありますが、自然に治癒することはありません。包茎によるペニスの見た目だけでなく早漏で深くお悩みでしたら、包茎治療の専門クリニックである東京ノーストクリニックにご相談ください。

監修者情報

東京ノーストクリニック田中泰吉総医院長

監修者 田中泰吉

東京ノーストクリニック 総院長

最終学歴
昭和49年 大阪医科大学医学部卒業
昭和49年 医師国家試験合格
職歴
平成02年 田中クリニック 開院
平成13年 東京ノーストクリニック 開院
平成24年 東京ノーストクリニック 総院長就任
平成27年 東京ノーストクリニック 梅田院 非常勤就任
著書
男のためのノースト最強治療法 | 田中泰吉 (著)

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