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包茎手術後に注意すべきこととは?よくあるトラブルと対処法を解説

勇気を出して包茎手術をしたのだから、誰だって後悔はしたくないはずです。ところが、包茎手術を受けて後悔したというケースが実際にあります。手術を安心して受けるためにも、事前に包茎手術について知っておくことが必要です。 本記事では、包茎手術で後悔しているケースや後悔につながる可能性のある手術後の経過について理解を深めます。包茎手術の後に起こりやすいトラブルと対処法や、後悔しないための病院選びについても説明しますので包茎手術を受けて失敗したと思わないように、しっかりと予習しておきましょう。

包茎手術後にはどんな後悔と失敗がある?

包茎手術を受けた人にどのような後悔があり、なぜ失敗したのかを知ることは大切です。代表的な理由を探していきながら、実際に包茎手術を受けた人がどういったことで悩み、後悔しているのか、また失敗を避ける方法も合わせて考えていきましょう。

包茎手術後の見た目が悪くてバレる

包茎手術は切り方などのアプローチによっては手術後の傷跡が目立ってしまったり、亀頭などの形がいびつになってしまったりと見た目が不自然な状態になります。 よくあるのが、つなぎ合わせた外皮と内皮のつなぎ目が陰茎の途中に位置してツートンカラーになってしまう状態です。亀頭の裏側が腫れる「ペリカン変形」なども聞かれます。手術のせいで逆に目立ってしまい、女性との関係構築などに消極的になってしまうことや、温泉など服を脱ぐ場面でコンプレックスを感じてしまう可能性があります。 包茎手術を専門としているクリニックでは、まず患者さんの希望をしっかりと聞き取ってくれるので、初歩的な失敗はあり得ません。しかし、包茎手術はさまざまなクリニックで行われています。 残念ながら、あまり包茎手術に詳しくない医師が執刀している場合や、手術後のケアを十分に受けられない場合もあります。見た目はあまり重視されず、ただ亀頭を露出するだけの手術です。包皮を切除しすぎて勃起の際に痛みを感じたり、裏筋の切除の具合では性感が減少することもあります。

手術をしたのに変わらない

包茎手術では包皮の切除が足りずに効果を感じられないことがあります。せっかく一大決心をして手術に臨んだのに、ほとんど変わっていないというのは辛いでしょう。 これは、包茎手術があまり行われていない病院ではよく起こることです。医師が包皮の状態と手術後の予測を十分に見極められていないことが原因になります。

手術後の生活で困った

手術を受けると傷ができてしまうため、見た目が変わったり生活上での制限が一定期間生じます。手術を受けてからこんなはずではなかったと思わないように、手術後についてはきちんと確認をしておきましょう。

包茎手術後の傷の経過

包茎手術は日帰り手術になり、正常な経過を知っておくことで、病院に相談すべきかどうかの判断ができます。

包茎手術当日

包茎手術自体は1時間程度で、麻酔をしながら手術を行うのでほぼ痛みはありません。手術後は2時間程度で麻酔がきれます。術後の痛みが気になるのであれば、事前に主治医に相談しておきましょう。 手術で切ったところは丁寧に縫っていますが、術後当日にお酒を飲む、激しい運動をすると腫れや出血を起こしやすく仕上がりに影響します。また、出血や感染予防のためにも傷口は触らず、できれば入浴もしないようにしましょう。 手術後は傷の安静のために包帯を巻いています。排尿は包帯をつけたままで可能ですが、飛び散りを防ぐために座ってするほうが安心です。

包茎手術翌日

手術の翌日から消毒をします。患部を濡らさないようにできればシャワーも可能です。包帯は自分で巻くことになりますが、薬の塗り方や包帯の巻き方は実際にクリニックで説明されます。自分で巻くのが難しいようであれば、通院で対応が可能か確認してみましょう。

包茎手術から数日後

術後4日目頃からは軽く洗えるようにもなります。仕事も通常通りでき、ジョギングなど軽めの運動も可能です。ただ、あまり陰茎が動くと擦れて痛みを感じることがあります。ブリーフなど下着で固定すると安心です。

包茎手術から1週間以降

手術のときに内出血があれば、1~2週間で消えていきます。包帯と消毒は1週間程度で終わりです。 手術のあと、しばらくはセックスやマスターベーションは控えることになります。術後経過によりますが、溶ける糸を使っている場合には溶けてなくなる3~4週間程度、溶けない糸であれば、抜糸までが我慢の目安です。

包茎手術後に注意すべきこと

包茎手術は包皮にメスを入れる外科手術です。そのため、傷が治るまでは日常生活のさまざまなことが制限されます。具体的にどのようなことが制限されるのかご紹介していきます。

入浴について

クリニックによっても異なりますが、手術当日は入浴を避けるように言われることがほとんどです。お湯で濡らしたタオルを使ってペニス以外の体を拭いておきましょう。 シャワーを浴びられるようになるのは術後2~3日目くらいからです。ただし傷がふさがっているわけではないため、ペニスにはお湯がかからないようになるべく気をつけてください。患部もシャワーで流せるようになるのは4~7日目くらいが目安です。ただし、具体的な日数については患部の状態によっても異なりますので、不安な場合は医師に判断を仰ぎましょう。 湯船に浸かれるようになるのは術後2週間程度が目安となります。手術糸が自然に吸収される、または抜糸してからの状態によって多少前後します。

トイレについて

トイレでの排尿は初日から行うことができます。術後は包帯をしっかり巻いてペニスを圧迫しますが、尿道口部分には巻かないためです。 ただし包茎手術後、特に麻酔が効いている状態だと感覚が鈍くなっていて尿が飛び散る可能性が高いです。また、麻酔が切れた後も痛みや慣れないペニスの形状により排尿をうまく行えない場合があります。飛び散りにより汚さないためにも、洋式便器に座って排尿するなど工夫するようにしましょう。

スポーツについて

包茎手術直後は傷口がふさがっておらず、下半身を力んだりするとすぐに出血してしまいます。また、激しく動いて汗をかけば包帯で巻かれたペニスが蒸れてしまい傷の治りを悪くすることでしょう。そのため、少なくとも術後1週間は安静に過ごすことをおすすめします。 ウォーキング等の軽い運動であれば3~5日目くらいからでも可能です。しっかりとした運動については術後1週間程度、強度の高い激しいスポーツであれば術後3~4週間後に始めたほうが安全です。

自慰・セックスについて

自慰やセックスについてはほとんどのクリニックで3~4週間禁止と伝えられることでしょう。ペニスに直接刺激がある行為となるため負担も大きく、傷口が開きやすいためです。 個人差もありますが、人によっては1~2週間程度で見た目には傷がふさがったように見えてきます。しかし、それはあくまでも表面だけであり、内部の組織はまだつながっていません。そのため、安易に自慰・セックスをしてしまうと傷口が開き出血し、さらに治りを悪くしてしまうのです。 また、性的興奮による勃起もなるべくしないように注意しましょう。一気に血流が集まり、出血しやすくなるためです。ただし朝勃ちなどの生理現象についてはそこまで気にする必要はありません。

飲酒・喫煙について

飲酒喫煙についてはクリニックによって見解が異なります。 ただし、アルコールは一時的に血流を高めてしまい傷の治りを悪くする可能性があります。できれば3日~1週間程度は控えるようにしましょう。喫煙については術後すぐでも問題なしと判断される場合もありますので、医師に確認してみてください。

包茎手術後に注意したいトラブルと対処法

包茎手術後はなるべく患部を安静にすることが大切です。しかし、生活するうえでトラブルが起きてしまうこともあります。処置が必要な判断基準と対処方法を知っておくと、手術を受けた後に何か違和感があっても慌てなくてすむでしょう。

包茎手術後に腫れている

包茎手術後は誰でも患部が腫れてしまいます。これは手術により内出血してしまっていることが原因であり、組織が回復するまでは仕方のないことです。完全に腫れないようにすることはどんな名医でもできません。 ただし、強い痛みとともに患部の腫れがあるようであれば、包帯やガーゼがきついのかもしれません。少し緩めてあげましょう。それでも腫れが引かないときや勃起のときよりも腫れが強いときには、手術をしたクリニックへ連絡しましょう。このような場合は大きく腫れてしまい血腫ができている可能性があり、ペニスに溜まっている血液を抜いてあげる必要があります。

包茎手術後に出血した

手術をして数日間は少しずつ出血が続きます。包皮を切除する手術である以上、腫れと同様に出血を完全に抑えることはできません。そのため、傷口がふさがるまではある程度の出血があると認識しておきましょう。ちなみに下着を汚してしまう可能性があるため、仕事などで長時間包帯を交換できないなどのケースでは多めに包帯を巻くなどして対処しましょう。 包帯から少し血がにじんでくるようであれば、安静にして上からガーゼや包帯を当てます。包帯の半分以上が血で汚れている、包帯から滴るように出血しているようであれば速やかに病院へ連絡しましょう。あまりに出血量が多い場合は傷口が大きく開いている可能性があり、再縫合をしなければいけないためです。力仕事などをする方はなるべくペニスに負担がかからないようにお気をつけください。

勃起障害・射精障害などが発生した

包茎手術後、傷口が治りセックスや自慰を行おうとしたものの違和感があってうまく行えないケースも稀にあります。たとえば、ペニスが突っ張るような感覚がある、感度が低くなったということが理由で勃起・射精がうまく行えないことがあるのです。 包茎手術では包皮を切除し亀頭を露出した状態にします。そのため術後、ペニスの形状や受ける刺激に慣れずに勃起・射精をうまく行えない可能性はあります。また、亀頭が常に露出するようになるため外部からの刺激に強くなって射精までに時間がかかる場合もあるでしょう。勃起・射精がうまく行えないと感じる場合は一旦様子を見て、新しいペニスに慣れるのを待つことをおすすめします。 もちろん不安な場合は医師に相談してみてください。

後から高額請求されてしまった

包茎で悩む方が多くいらっしゃるように、包茎手術を行うクリニックも日本にはたくさん存在します。ほとんどのクリニックでは適切な治療を適正な価格で行っていますが、中には患者様への説明を怠って金銭面でのトラブルが起きることもあるようです。 「広告で謳っていた価格の10倍かかった」「術後に費用を上乗せされた」といった場合は消費者センターに連絡しましょう。また、手術前には自分の症状、手術の内容、望める効果、手術のリスク、手術にかかる費用総額を必ずご確認ください。納得できる説明のできないクリニックは怪しさがあるためおすすめできません。ぜひ他のクリニックへ行きましょう。

包茎手術で後悔しないための病院の選び方

包茎手術で失敗しないために、また「やってよかった」と思えるためにも病院選びは大切です。包茎手術で後悔しないためには、どのような基準で病院を選ぶといいのでしょう。

包茎手術の専門医がいるクリニック

適切な包茎手術を行うには、やはり経験と知識が必要です。専門医に知識があるのは当然ですが、年間の手術件数が多い方が安心して手術を任せられるでしょう。多くの経験や実績から、その人その人の陰茎に合わせた包茎手術ができるようになります。もちろん仕上がりもより自然で、左右差や腫れの少ない手術が可能です。

値段と一緒に安全性と工夫をチェック

包茎専門のクリニックで受ける包茎手術は決して安いものではありません。大まかに一般的な病院で受ける2倍近い費用が掛かる場合もあります。ついつい費用面で比較をしてしまいがちですが、あまりに安い料金には仕上がりが綺麗になる工夫が加味されていません。また陰茎の手術はちょっとしたズレが仕上がりにも影響します。料金の安さで選ぶのではなく、使用する糸や縫い方、アプローチ法など仕上がりを重視しましょう。

しっかりとカウンセリングしてもらえる

適切な手術を行うためにカウンセリングはとても重要です。どんな症状があるのか、手術後はどのような生活が送りたいのか、見た目をどのように整えたいのかなど、カウンセリングで患者さんの希望をしっかりと聞いてくれるクリニックを選んでください。事前のカウンセリングがほとんどないクリニックは患者さんの術後の生活にまで配慮できていない可能性があるので注意が必要です。

リスクについての説明が丁寧

包茎手術で亀頭や陰茎の見た目が変わることは、今後の生活スタイルや自尊心にとても影響します。医師以外にはあまり相談できないことなので、手術のリスクなど患者が不安に感じてしまう内容や、リスクやその対応についてもしっかりと説明をしてくれるクリニックがおすすめです。万が一トラブルが発生したときにもきちんと対応してくれるので安心です。

アフターケアが受けられる

陰茎はとてもデリケートです。手術がうまくいって薬を正しく使っても、ちょっとした刺激で腫れてしまうことはあります。包茎手術を受けた患者さんは、手術後何か不安を感じても気軽に相談できる相手がいないことも少なくありません。いつも親身になって対応してくれ、困ったときにはすぐに相談できる体制が整っている病院を選びましょう。いつでも相談できる窓口があると、手術後に腫れや出血が起きた場合にとても助かります。

まとめ

ノーストクリニックでは誰でも気軽に相談していただけるよう、男性カウンセラーがご予約前と手術後に24時間対応で電話相談を行っています。お電話では気が引けるという方はメールでもかまいません。実際に包茎手術をしたいと思えたら、担当医がしっかりと治療方法についてご説明します。手術中も手術後も痛みに配慮し、多くの方にご満足いただけている自然な仕上がりです。少しでも安心していただけるよう、コンプレックスが解消できるようにスタッフ一同でフォローします。まずは無料カウンセリングへご相談ください。

参考

【医師監修】包茎手術で後悔しないために抑えておくべきポイントを徹底解説|メンズライフクリニック https://www.mens-life-clinic.com/column/column09/ 包茎手術後に注意すべきことは?日常生活に戻れるまでの期間の目安|東京上野クリニック https://www.ueno.co.jp/phimotic/blog/phimotic-column21/ 手術後の生活について|エストクリニックメンズ http://www.estclinic-mens.com/hokei/hokei_05.html

監修者情報

東京ノーストクリニック田中泰吉総医院長

監修者 田中泰吉

東京ノーストクリニック 総院長

最終学歴
昭和49年 大阪医科大学医学部卒業
昭和49年 医師国家試験合格
職歴
平成02年 田中クリニック 開院
平成13年 東京ノーストクリニック 開院
平成24年 東京ノーストクリニック 総院長就任
平成27年 東京ノーストクリニック 梅田院 非常勤就任
著書
男のためのノースト最強治療法 | 田中泰吉 (著)

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