どうして真性包茎になるの?真性包茎の手術はどんな治療なの?真性包茎を本気で治したい方のために治療に必要な知識を大公開します。真性包茎で手術を受けようと考えている方は、包茎手術の痛みや費用、仕上がりについても詳しく解説しているので参考にしてください。
真性包茎ってなに?
真性包茎は包茎のひとつで、陰茎と亀頭が完全に包皮に隠れてしまっている状態です。包皮を剥けず、亀頭を出すことはできません。真性包茎では包皮の中にある亀頭を清潔に保つことは難しく、健康を害する可能性があり治療が必要です。 包茎には2種類あり「真性包茎」と「仮性包茎」に分類されます。仮性包茎は真性包茎とは根本的に異なり、包皮を下におろせば亀頭が出てこられます。仮性包茎では衛生面を注意していれば治療をする必要はありませんが、カントン包茎になった場合には治療を行います。
真性包茎の主な原因
真性包茎になる原因や症状について解説します。
真性包茎の原因
真性包茎は「包皮輪狭窄(ほうひりんきょうさく)」によって起こります。生まれつき包皮の口の部分が狭く亀頭を露出できないのが特徴です。亀頭と包皮が癒着を起こしている場合にも包皮を剥くことはできません。
真性包茎の症状
真性包茎の人は、亀頭を出そうとすると包皮の口が無理に広げられるために痛みを生じます。そのため包皮の内側が洗えず不衛生となり、包皮亀頭炎や性感染症にかかりやすくなります。 炎症を繰り返す真性包茎では包皮と亀頭が癒着を起こしてしまったり、陰茎がんを発症するリスクも高まります。また、ペニスが発達できずに先細りのペニスになることもあり、女性器に挿入しにくかったり刺激が伝わりにくかったりと生殖機能でも不利なことが多いです。
真性包茎は手術などで治療すべきか
真性包茎は手術すべき包茎とされます。なぜ手術が必要なのか、その理由や判断基準を解説します。
手術すべき理由
真性包茎は機能面の問題があることから、医学的に手術をすべきとされる包茎の種類です。 たとえば、排尿時に尿が飛び散りやすい、不衛生になりやすく臭いや病気リスクがある、性行為の際に痛みがある、射精障害や勃起不全になる、男性不妊の要因になるといった問題があります。こうしたことから、成人後も真性包茎であれば、なるべく早く治療するのがおすすめです。
治療が必要かどうかの判断基準
真性包茎は、治療すべきとされる包茎です。しかし、10代であれば体の成長とともにペニスが大きくなり、自然と包茎が改善される可能性があります。そのため、様子見をしても問題ありません。ただし、成人後も真性包茎の場合は将来的に自然治癒することはありません。そのため、包茎手術を検討した方が良いでしょう。
真性包茎手術の方法
包茎手術とはどのようなものなのか、その方法や痛み・仕上がりなどについて解説します。
包茎手術
狭窄している包皮輪や余った包皮を外科処置により切除することで包茎を改善します。亀頭を覆っていた包皮がなくなるため、確実に包茎を治せる方法です。ただし、ツートンカラーになり目立ってしまう可能性があるなどのデメリットがあります。 傷跡がなるべく目立たないように、良い仕上がりを求めるならば、泌尿器科ではなく包茎専門クリニックなどでの自費診療がおすすめです。より良い見た目を実現できるオプションもあるため、希望にあった包茎施術を行えます。
ステロイド軟膏療法
成長途中で包皮を含む皮膚全体に柔軟性がある小児期であれば、包茎手術ではなくステロイド軟膏により包茎を改善することも可能です。包皮をできる限り剥き、1日2回程度ステロイド軟膏を包皮口に薄く塗ります。ステロイド軟膏の塗布を1~2ヶ月継続することで、包皮が剥けるようになります。
手術を受ける時期
真性包茎はいつまでに治療が必要ということは決まっていませんが、排尿障害や包皮炎を頻回に繰り返す場合には早めに手術をすることがあります。思春期を過ぎた18歳以降になれば、いつでも手術が可能です。
痛み
基本的には局所麻酔で手術をしますが、自由診療では局所麻酔の前に表面麻酔をして麻酔を注入する際の痛みにも配慮できます。デリケートな部位だけに痛みが心配な方は多く、最初から最後まで痛みを感じたくないのであれば美容外科や専門的な治療が受けられるクリニックを選びましょう。
術後の仕上がり
包茎の手術として一般的に用いられる「包皮環状切除術」は、費用は安いのですが陰茎の真ん中で包皮を切除するためツートンカラーになります。年数が経つと色の濃淡の違いが薄くなっていきますが、長い期間が必要です。人に見られる機会がそう多くない部分ではあるものの、見られたくない気持ちがコンプレックスになってしまう方もいます。 一般的な真性包茎の手術以外にも、美容面に配慮された手術方法があります。「亀頭下切除」などは中途半端な位置で包皮を切除しないため、自然な見た目にできます。また、包茎手術に使用する針や糸をできる限り細いものにし、丁寧に縫合手術することで手術跡を目立たなくすることが可能です。真性包茎で手術したとバレたくないなら、費用はかかりますが自費治療も検討しましょう
真性包茎手術の流れ
東京ノーストクリニックでの真性包茎手術の流れを簡単に紹介します。 1.カウンセリング 当院は無料カウンセリングにて患者さんのお悩みやご希望をしっかりお伺いします。完全予約制ですので、他の患者さんと顔を合わせることはありません。担当がマンツーマンでコミュニケーションを大切にした心のカウンセリングを行います。どんなことでもお気軽にご相談ください。 2.診査診断 患者さんのペニスを実際に拝見し、包茎の状態を確認します。より仕上がりの良い手術を行うため、ペニスの長さや包皮の長さなども計測して、精密な切開デザインをしていきます。 3.痛みのない麻酔 当院では二段階麻酔を採用していますので、麻酔注射時も痛みがありません。表面麻酔を施して包皮の感覚をなくしてから注射しますので、チクッとした針の痛みはなく麻酔注射を打てます。麻酔がしっかり効いたのを確認してから手術を始めますので、術中の痛みもありません。「痛いのが苦手」という方もご安心ください。 4.包皮の切除と縫合 熟練の医師が、患者さんごとに設計したデザインに沿って、仕上がりにこだわりながら精密に施術します。その後、傷跡が目立たないように配慮しながら丁寧に縫合します。当院では、吸収糸により縫合しますので、術後に抜糸のために通院する必要はありません。 5.お支払い 当院は、現金・各種クレジットカードの他に、金利なしの分割制度や医療クレジットローンもご利用いただけます。学生の方もお申し込みいただけます。 6.アフターケア 術後も患者さんが安心して生活できるように、万全のアフターケアを行っています。術後の生活における不安や疑問、万が一のトラブルなどがありましたら、24時間対応の相談窓口にお電話ください。 7.コンプレックスのない日々 包茎手術の翌日から、普段通りの生活を送っていただけます。 入浴や性行為など一部制限はありますが、シャワーは翌日から可能です。まとまったお休みを取っていただくことなく、通学・通勤も普通にしていただけます。術後1ヶ月程度で傷口がしっかりふさがりますので、激しい運動や性行為もお楽しみいただけます。
真性包茎手術の費用
真性包茎の手術では、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。おおよその目安や支払い方法について解説します。
費用目安
真性包茎は健康保険が適用されるので、一般的な泌尿器科では全額支払う必要がなく自己負担分の1~2万円程度の支払いで済みます。ただし、保険適用になる手術は「包皮環状切除術」だけです。美容外科や包茎専門クリニックでは同じ手術でも保険適用外になり、5~8万円程度が相場です。できるだけ手術費用を抑えたい方は、保険適用で治療できる医療機関がおすすめです。 美容面、見た目が心配な方は自由診療になり、全額支払うことになるので費用面では高く感じてしまうでしょう。自由診療では麻酔や手術の方法、縫い方なども細部にまでこだわっていることが多く、クリニックによって費用に大きな差があります。20~30万円程度に抑えることもできますが、さまざまなクリニックで提案してもらって費用感に納得できるものを選びましょう。
支払い方法
自費での治療になると、手術の方法やオプション追加で費用は数十万になります。支払いが心配になるかもしれませんが、ほとんどのクリニックでは現金以外にもカードや医療ローンによる支払いが可能です。月ごとに分割払いができるので、一度に大きな出費になるわけでありません。
ノーストクリニックの包茎手術
ノーストクリニックは包茎手術後の仕上がりに自信があります。包茎手術後には縫った跡が突っ張ったりギザギザになったという話も聞きます。手術後の仕上がりはとても大切です。 ノーストクリニックでは包茎手術を専門に行っており、経験豊富な医師が診察から手術まで一貫して治療します。磨き上げた美容整形術テクニックで、リーズナブルな「環状切開術」でも縫った痕が目立ちません。「美容形成術」と合わせて見た目に美しく仕上げることも可能です。手術に使用する医療器具も、包茎手術に適したものを選び抜いています。 手術時間は40分とスピーディで、麻酔は独自のブレンドで痛みに特化した治療を展開しています。丁寧な手術によって術後の通院がなく、忙しい方でも治療を受けやすくなっています。料金設定も分かりやすく、シンプルなので安心です。 ノーストクリニックでは真性包茎手でも仮性包茎でも、つらい体験をしたというお悩みに寄り添います。お電話口では男性スタッフが24時間対応しているので、気が向いたときにいつでもお話を伺えます。「真性包茎で悩んでいる」「手術の費用が心配」など、どんなことでもかまいませんので、ノーストクリニックへお気軽にご相談ください。
真性包茎に関するよくあるご質問
真性包茎に関するよくあるご質問とその答えをまとめましたのでぜひご覧ください。
真性包茎の手術は入院や通院が必要ですか?
東京ノーストクリニックでは、術後の入院や通院は不要です。 当院の包茎手術は30分ほどで終わります。手術当日にそのままご帰宅いただけますし、シャワーも翌日くらいから浴びていただけます。また、溶ける縫合糸にて縫合しますので、抜糸のために通院していただく必要もございません。
真性包茎は自然に治らないのでしょうか?
成人であれば、自然に治癒することはありません。 10代前半から後半にかけての成長期であれば、ペニスの成長に伴って包茎が改善していく可能性があります。しかし、体の成長は10代後半から20代前半くらいで止まってしまいます。ペニスもそれ以降は成長することがないため、成人後の場合は基本的に包茎が自然治癒することはありません。
手術後、性行為は問題なくできますか?
包茎手術をすれば、性行為を快適に行えるようになります。 真性包茎の場合、亀頭が包皮で覆われているため、挿入時に得られる性感が損なわれる可能性があります。また、挿入中に包皮が引っ張られて包皮口に痛みが出たり、裂傷などを生じたりすることがあり、性行為を楽しみにくいことが少なくありません。包茎手術を行えば、亀頭が露出して性感を得やすくなります。性交痛もなくなるため、快適に性行為を楽しめるようになります。
真性包茎は他の包茎手術より時間がかかりますか?
真性包茎であっても、他の包茎手術とかかる時間は変わりません。 真性包茎・仮性包茎・カントン包茎いずれの包茎の種類であっても、基本的に手術時間は同程度です。ただし、患者さんごとに症状やご希望される仕上がりには違いがあります。そのため、患者さんによって手術時間がより多くかかることもございます。事前に手術時間の目安をお伝えしますのでご安心ください。
真性包茎の手術後に副作用などはありますか?
特に副作用などはありません。 包茎手術によって亀頭が常に露出する状態になるため、最初のうちは慣れないこともあるかもしれません。しかしそれは、包茎が改善したことによる良い意味での違和感です。次第に慣れていきますのでご安心ください。