包皮輪狭窄型包茎とは

包皮輪狭窄症の包茎は仮性包茎の一種です。非勃起時ならば亀頭を露出できる場合があるものの、包皮口が狭いため勃起時には膨張した亀頭が露出できなくなります。無理に包皮を剥いて露茎すると、亀頭が強く締め付けられてしまって強い痛みを生じます。さらに、圧迫により血流が悪化するため、ペニスにダメージを与えてしまい危険です。このようなことから、仮性包茎の一種とはいえ、包皮輪狭窄型包茎は勃起時に注意が必要とされます。

包皮輪狭窄型包茎とカントン包茎の違い

包皮輪狭窄型の包茎は、カントン包茎と同一視されることが少なくありません。しかし、両者はまったく違うものです。 カントン（嵌頓）というのは、「嵌まり込んで戻らない」という意味があります。たとえば、鼠径ヘルニアで腸の一部がヘルニア門に嵌まり込み元に戻らなくなった状態を、医学的に「嵌頓」と呼びます。つまりカントン包茎とは、狭い包皮口に亀頭が嵌まり込む形になり、包皮が元に戻らなくなった状態を指すわけです。この状態が続くと、うっ血を起こして亀頭や陰茎が壊死する可能性があります。 一方、包皮輪狭窄型包茎とは、包皮口が狭く非勃起時には包皮が剥けるものの、勃起時には剥けない・剥くと締め付けられる状態の包茎です。カントン包茎とは異なり、なんとか元に戻すことはできます。 つまり、包皮口が狭く勃起時に露茎できず、剥くと締め付けによる痛み・違和感があるのが包皮輪狭窄型包茎、無理に剥いて元に戻せなくなってしまうのがカントン包茎という違いがあります。

包皮輪狭窄症のリスク

包皮輪狭窄型の包茎にはさまざまなリスクがあります。 まず、勃起時に痛みを生じます。仮性包茎の一種であるため、勃起時に亀頭は露出しようとしますが、包皮口が狭く露茎できません。そのため、包皮口が強く引っ張られて裂けるような痛みがあります。性行為時にも包皮が摩擦により根本に引っ張られるため、性交痛を得る可能性が高いです。 また、包皮輪狭窄型包茎の人が無理に包皮を剥いてしまうと、カントン包茎になる可能性があります。亀頭を無理に露出すれば、狭い包皮口で亀頭・陰茎が締め付けられ強い痛みや圧迫感を得ることでしょう。また、血流が悪化してうっ血を起こし、そのまま放置すれば陰茎が壊死する可能性もあります。 包皮輪狭窄型の包茎は、こうしたリスクを理解した上で日常生活や性生活で注意しなければなりません。リスク回避のためには、包皮輪狭窄症の改善が必要です。

包皮輪狭窄型包茎になる理由

包皮輪狭窄型包茎になる理由は、先天性のものと後天性のものがあります。 包皮口が狭い人は、遺伝や体質など先天的なものが原因であることが少なくありません。ペニスは他の身体の部位と同じように、成長期に大きく成長します。しかし、生活習慣はもちろん遺伝・体質などにより、ある程度のサイズにおさまってしまう傾向にあります。そのため、親が包皮輪狭窄症である場合は、その子どももそうなる可能性がやや高くなる可能性がると考えられます。 また、後天的な理由として亀頭包皮炎も挙げられます。亀頭包皮炎とは、亀頭や包皮に起こる炎症のことです。細菌・真菌などが原因で引き起こされる病気で、不衛生になりやすい包茎の人は発症リスクが高まります。亀頭包皮炎は治療により改善できますが、再発することが多い病気です。再発を繰り返すことで包皮口が硬く狭くなり、その結果として包皮輪狭窄症になることがあります。亀頭包皮炎を繰り返している人は注意が必要です。

包皮輪狭窄型包茎はクリニックでの手術がおすすめ

包皮輪狭窄型包茎は自然に治ることはありません。そのため、クリニックにて包茎手術するのがおすすめです。

専門知識と確かな技術

クリニックに在籍する医師は、包茎治療に関する専門知識と確かな技術があります。包茎にはさまざまな種類があり、それぞれで症状がまったく異なります。症例実績のあるクリニックであれば、包皮輪狭窄型包茎の治療も豊富に経験していますので、安心して任せられます。

仕上がりにこだわれる

クリニックであれば包茎手術の仕上がりにこだわれます。包茎手術は泌尿器科でも保険診療にて受けられますが、仕上がりには期待できません。保険の治療はできることに限りがあるため、手術後の見た目を良くする工夫はできないのです。 しかし、自費診療のクリニックであれば、時間をかけてペニスの形状にあわせ、なるべく傷跡が目立たないような仕上がりを実現できます。

男性スタッフのみである

泌尿器科の場合は女性スタッフもいますし、他の患者さんと待合室で顔を合わせることもあります。そのため、恥ずかしい思いをすることになるかもしれません。 しかし、専門クリニックならば男性スタッフのみなので手術の際に恥ずかしい思いをすることがありません。予約制であることがほとんどなので、他の患者さんとも会うことがないため、治療に集中できます。

包皮輪狭窄型包茎なら東京ノーストクリニック

包皮輪狭窄型包茎の治療は東京ノーストクリニックにお任せください。

患者さんに寄り添った対応

東京ノーストクリニックでは、患者さんに寄り添った対応を大切にしています。無料カウンセリングでは患者さんからお悩み・ご要望をしっかりと伺ってお気持ちを尊重し、精密な診察をした上で最善の治療法をご提案します。また、在籍する医師・スタッフは全員男性ですし、完全予約制で個室でのカウンセリング・手術なので、恥ずかしい思いをすることもありません。安心して包茎手術を受けられます。

痛みがなく仕上がりにこだわった施術

包皮輪狭窄型包茎の治療は「痛そう」。そんなイメージがあるかもしれません。しかし、東京ノーストクリニックでは、患者さんが安心して施術を受けられるように工夫をしています。麻酔注射前にペニスへ表面麻酔を行い、針が刺さる痛みをなくします。手術は局所麻酔がしっかりと効いてから行いますので、痛みはありません。 当院で施術を行うのは専門知識と高い技術力を持った医師のみです。熟練の医師が仕上がりにこだわり、傷跡がなるべく目立たないようにいたします。また、より美しい仕上がりを実現できる「美容形成術」もご提供できます。見た目にこだわる方はぜひご相談ください。

万全のアフターケア

東京ノーストクリニックでは、術後のアフターケアにも力を入れています。術後には、痛み止めの飲み方や包帯の巻き方、生活上の注意点を丁寧にお伝えします。24時間対応の電話相談も行っていますので、ご自宅に帰ってから不安なことや疑問があってもいつでもご質問いただけます。専門カウンセラーが丁寧に対応しますので、お気軽にご相談ください。 また、何らかのトラブルにより傷口が開いたり出血したりといった問題がありましたら、すぐにご連絡ください。全国35院、どこででも再診を受けられます。

まとめ

今回は、包皮輪狭窄症について解説しました。 包皮輪狭窄型の包茎は、仮性包茎の一種ではあるものの注意すべき点が多い包茎です。非勃起時はそれほど問題がないものの、勃起時には亀頭を露出できずに痛みや違和感がでて、性交痛を得ることがあります。また、勃起時に無理に包皮を剥いてしまうと、カントン包茎になる恐れもあるため注意しなければなりません。 包皮輪狭窄型の包茎は自然に治ることはないため、改善のためには包茎手術が必要です。安全・安心な手術、より良い仕上がりを実現したいとお考えでしたら、ぜひ東京ノーストクリニックにご相談ください。