1. HOME
  2. 包茎手術 お役立ち情報
  3. 包茎と年齢の関係とは?年齢ごとの包茎の状態や手術について解説

包茎と年齢の関係とは?年齢ごとの包茎の状態や手術について解説

ペニスの見た目や形、大きさは個人差があり、包茎かそうでないかは人によって違います。また、同じ人であっても、年齢によってペニスや包茎の状態は大きく異なります。「年齢と包茎って関係ある?」「包茎手術に年齢制限はある?」など疑問を持つ方もいることでしょう。 そこで今回は、年齢ごとの包茎の状態、包茎手術の年齢制限について、さまざまな包茎治療方法について解説します。

小児期の年齢ごとの包茎の状態

ペニスの状態は年齢によって大きく異なります。まずは小児期の年齢ごとの包茎の状態を見ていきましょう。

新生児

生まれたばかりの赤ちゃんは誰もが真性包茎の状態です。包皮口が狭く、包皮で亀頭が完全に覆われています。さらに、亀頭と包皮は癒着している状態です。「包茎のままでも大丈夫?」「将来、包皮は剥ける?」と心配になる方もいることでしょう。しかし、成長とともに包皮が少しずつこなれていき、包皮口も徐々に広がっていきます。また癒着も緩和されてきます。親御さんが手を使って包皮の中を洗浄するなどしていれば、真性包茎のままになるケースはそれほど多くありません。 ただし、包皮口が完全に広がっていない状態で剥いてしまうと嵌頓(かんとん)状態になる恐れがあります。そのため、様子を見ながら無理をしないことが大切です。小児科の医師によっては、定期検診などで包皮を剥いてチェックすることもあるようです。

幼児期

3~5歳くらいの幼児期に入ると、少しずつペニスが成長してきます。亀頭が膨らんで陰茎が伸び始めるにつれて包皮口も少しずつ広がり、癒着も剥がれてきます。その結果、赤ちゃんのころに比べて亀頭を露出させやすくなってくるのが一般的です。 この時期も親御さんが手を使って包皮の中を洗ってあげるとよいでしょう。お子さんがくすぐったがったり恥ずかしがったりするかもしれませんが、汚れを溜め込むことはよいことではありません。包皮に炎症を何度も起こしてしまうと、包皮口が硬くなって亀頭が露出しにくくなる可能性があるためです。小さいうちから入浴時に包皮の中を洗う習慣をつけていくようにするのがおすすめです。

小~中学生くらい

新生児のうちは誰もが真性包茎ですが、小児期が終わる15歳くらいになると真性包茎の割合が減ってきます。体の成長とともに陰茎や亀頭も大きくなるためです。癒着していた部分も剥がれてきますので、手を使えば剥けるお子さんが増えてきます。 ただし、この時期は身長や体格にかなり差があり、亀頭や陰茎サイズも個人差が大きいものです。そのため、包皮口がまだ狭い、陰茎が十分に成長していないなどの理由で真性包茎のままというケースも少なくありません。中学生になって体の小さいお子さんが、修学旅行で同級生のペニスを見て、「小さい」「剥けていない」ことでショックを受けることもあります。

思春期以降の年齢と包茎

続いて、小児期が終わり思春期に入ってから、包茎の状態はどうなっていくのか見ていきましょう。

思春期以降

思春期に入ると、男性はホルモンの影響により、それまでよりも体がさらに大きく成長します。中学生までは体が小さかった同級生が、高校生になってから急に身長が伸びた、という経験をした方も多いのではないでしょうか。ペニスも同じで、思春期以降にさらに大きく成長して亀頭が大きく膨らみ、陰茎も長くなっていきます。 こうしたことから、ペニスが大きく成長する思春期以降は包皮口が広がって癒着も剥がれ、包皮も剥けやすくなります。そのため、真性包茎の割合はかなり減っていく傾向にあります。 ペニスが大きく成長する時期なので、包皮を剥く機会が多ければそれだけペニスも成長しやすくなります。逆に、包皮によって亀頭や陰茎が押さえつけられていると成長が妨げられる恐れがあります。

無理に剥かずに様子見を

「思春期に入ったのに包茎のまま」と悩む高校生・大学生も少なくありません。心配のあまり、手や包茎改善グッズなどを使って無理に包皮を剥こうとする方もいます。しかし、無理に剥くのはおすすめできません。包皮口が狭い場合、無理に剥くと包皮がもとに戻らない嵌頓(かんとん)状態になることがあります。カントン包茎になると、陰茎が強く圧迫されて血流が悪くなり、最悪の場合は亀頭などの組織が壊死する可能性があります。そのため、無理に剥くのは危険なのです。 成長には個人差があります。成人するくらいまでは成長する余地がありますので、まずは様子を見て、不安が強いようならば包茎手術を検討してみてください。

成人してからの年齢と包茎の関係

成人するまでであれば、包茎は成長とともに改善していきます。では成人後も包茎の場合はどうなのでしょうか。成人してからの年齢と包茎の関係について見ていきましょう。

成人後も包茎の場合は治療も検討を

包茎が自然に改善していくためには、前述まででご説明したように、体・ペニスの成長が必要です。しかし、一般的に体の成長は20歳前後で止まります。体と同じようにペニスもそれ以降、極端に大きく成長することはありません。そのため、成人後も包茎の場合は自然に治ることはほぼありません。 仮性包茎であれば手を使ったり勃起したりすることで亀頭を露出できます。そのため、日常生活や性生活に大きな支障が出ないことが少なくありません。気にならなければ治療しなくてもよいでしょう。しかし、成人後も真性包茎の場合は治療を検討すべきです。真性包茎は性病リスクが高く、性行為もスムーズに行いにくいなど問題が数多くあります。体が成長しない以上は自然に改善することはありませんので、治療を検討しましょう。

高齢者の包茎「老人性包茎」

高齢になってから包茎になる老人性包茎というものもあります。老人性包茎とは、20~30代のころは亀頭が露出していたのに、50~60代くらいになってから包茎になってしまうことをいいます。 老人性包茎になる理由はさまざまですが、加齢によって包皮が余る、肥満により陰茎が埋没する、何度も炎症を起こして包皮が硬くなるなどが主な原因です。「性行為もしないしそのままでもいい」という人も中にはいます。しかし、将来介護を受ける際に包茎だと恥ずかしい、迷惑がかかるといった理由から包茎手術を検討する人も少なくありません。

包茎治療法と年齢

包茎の状態は年齢によって違いがありますが、「包茎治療法にも年齢ごとの違いはあるの?」と疑問を持つ方もいることでしょう。以下で、包茎治療法と年齢の関係について解説します。

包茎治療に年齢制限はない

「包茎治療には年齢制限がある?」という疑問を持つ方は少なくありません。しかし、手術ができる体力があれば、何歳でも包茎手術が可能です。実際に70歳になってから包茎手術をする人もいます。法的に成人である18歳以上であれば、親の同意がなくても包茎手術を受けることが可能です。また、後述しますが、お子さんの場合は手術ではなく、ステロイド軟膏療法という治療法もあります。 こうしたことから、包茎治療に年齢制限はなく必要に応じ、その症状に合わせていつでも受けられます。包茎についてお悩みがあれば、まずは専門医に相談してみましょう。

包茎改善方法

包茎を改善する治療法はいくつかあります。以下で、ステロイド軟膏療法、切らない包茎手術、切る包茎手術について解説します。

ステロイド軟膏療法

お子さんの真性包茎のケースで用いる治療法です。できる限り包皮を剥き、包皮口を中心にステロイド軟膏を薄く塗ります。朝晩1日2回、1~2ヶ月継続して塗り続けることで徐々に包皮口が柔らかくなって広がり、真性包茎が改善していきます。包皮が剥けるようになっても、一部が亀頭と癒着したままのケースもありますが、時間の経過とともに剥がれていきます。ステロイド軟膏療法は副作用もほぼないとされ、安全性の高い治療法です。

切らない包茎手術

軽度の仮性包茎であれば、包皮を切らない手術により包茎を改善できます。 たとえば、亀頭増大術により亀頭を大きくさせれば、包皮がカリの部分でせき止められやすくなります。そのため、非勃起時でも亀頭の露出を維持できるようになって、包茎が改善できます。他にも、糸や医療用の接着剤を用いて包皮を陰茎の根元部分にまとめることで、亀頭の露出状態を維持するという治療法もあります。 切らない包茎手術は手軽にできてダウンタイムが少ないのがメリットです。ただし、効果は持続するものではなく、いずれまた包茎状態に戻ることは覚えておきましょう。

切る包茎手術

メスにより包皮を物理的に切除する包茎治療法です。陰茎と包皮の長さを計測し、余っている部分をメスで切除します。余った包皮が物理的になくなるため、非勃起時も亀頭の露出状態を維持できるようになります。真性包茎で亀頭と包皮が癒着している場合は、別途乖離手術を行う場合もあります。 包皮を切除してしまうため、切らない包茎手術のように後戻りすることはなく、亀頭が露出した状態をずっと維持できるのがメリットです。また、包茎手術とともに亀頭増大術など、ペニスをパワーアップさせる治療も受けられます。

包茎手術をする場合の注意点

包茎を根本から改善するならば、切る包茎手術が確実です。しかし、切る包茎手術にはいくつか注意点もあります。 包茎手術は包皮を切除する外科処置であり、傷口が治癒するまでは入浴や運動などに制限がかかります。注意点を守らずに激しい運動などをしてしまうと、傷口が開いて出血が止まらなくなるなどのトラブルが発生することがあります。その際は再び縫合しなければならず、治癒までの期間が延びてしまいます。そのため、たとえば大学生で部活に所属している場合や、アスリートの方などの場合は手術タイミングに注意が必要です。 また、18歳未満の方の場合は包茎手術の際に親の同意や付き添いが必要になります。保険証があっても同意・付き添いがなければ手術を受けられませんので、必ず同意を得てから手術を受けましょう。 他にも、糖尿病などの持病がある方や、高齢で手術する体力に不安がある方は包茎手術を受けられないことがあります。血を固まりにくくするような一部のお薬を服用している場合も手術はできません。事前にかかりつけ医や専門医に相談して、包茎手術できるかどうか確認しましょう。

包茎治療なら東京ノーストクリニック

安心安全に包茎手術を受けるなら、東京ノーストクリニックがおすすめです。

無料カウンセリングでお悩み相談

包茎のお悩みは人それぞれで、他人にはなかなか話せないものです。そのため、一人で悩みを抱えてしまって、辛い日々を送っている人は少なくありません。東京ノーストクリニックでは、そんな相談しにくいお悩みも無料カウンセリングを活用してお話しいただけます。完全予約制で他の患者さんの目を気にすることはありませんし、在籍するのは医師・スタッフともに男性のみなので、気兼ねなくお話しください。 患者さんのお悩みやご要望を伺ったうえで、切らない・切る包茎手術から、最善の治療法をご提案・ご説明いたします。

二段階麻酔で痛みのない治療

東京ノーストクリニックは、「痛みのない治療」にこだわりがあります。二段階麻酔を採用していますので、「麻酔注射が苦手」という方も大丈夫です。事前に表面麻酔を塗布し、包皮の感覚がなくなってから麻酔注射をします。そのため、針が刺さるチクッとした痛みがありません。また、手術はしっかり麻酔が効いてから行います。そのため、術中の痛みもなく安心です。 術後、傷口が回復するまでは痛みや腫れなどが出ます。しかし、痛み止めの服用によりコントロールできる範囲です。痛み止めの飲み方や生活上の注意点についてもご説明しますのでご安心ください。

自然な仕上がりにこだわった施術

東京ノーストクリニックは、創業から35年で症例実績12万件以上を誇る老舗クリニックです。在籍する医師は、包茎治療についての専門知識や技術、そして豊富な経験を持っています。 当院では、こうした熟練の医師が仕上がりにこだわり丁寧に施術します。事前に患者さんのペニスサイズや勃起時の伸縮率を確認し、適切な包皮切除位置を特定します。事前の計画にそって精密に包皮を切除し、縫合も丁寧に行いますので、術後の見た目にもご満足いただけることでしょう。「自然で美しい仕上がりにしたい」という方は「美容形成術」という当院独自の施術もお選びいただけます。ぜひご検討ください。

術後のアフターケアについて

東京ノーストクリニックでは術後のアフターケアにも力を入れています。激しい運動などをしてしまい万が一出血が止まらない・傷口が開いたなどのトラブルがありましたらすぐご連絡ください。全国35院どこででも再診を受けられます。また、術後に不安なことや疑問がありましたらお電話ください。専門カウンセラーが24時間体制でお悩み相談を受け付けています。不安やお悩みに対して丁寧にお答えしますので、いつでもお気軽にご相談ください。

まとめ

今回は、包茎と年齢の関係や状態について解説しました。 ペニスは体の成長とともにサイズアップしていき、包茎もその成長に合わせて改善するのが一般的です。ただし、大人になると体・ペニスの成長が止まりますので、成人後も包茎でお悩みならば治療の検討をおすすめします。包茎手術は年齢にかかわらず、たとえ高齢の方であっても受けられます。包茎でお悩みがあれば、症例実績12万件以上の東京ノーストクリニックにご相談ください。

監修者情報

東京ノーストクリニック田中泰吉総医院長

監修者 田中泰吉

東京ノーストクリニック 総院長

最終学歴
昭和49年 大阪医科大学医学部卒業
昭和49年 医師国家試験合格
職歴
平成02年 田中クリニック 開院
平成13年 東京ノーストクリニック 開院
平成24年 東京ノーストクリニック 総院長就任
平成27年 東京ノーストクリニック 梅田院 非常勤就任
著書
男のためのノースト最強治療法 | 田中泰吉 (著)

関連記事