包茎治療の方法にはさまざまなものがあります。包茎手術以外にも糸や接着剤を用いた切らない包茎手術もあり、選択肢は数多くあります。また、小児期の包茎改善では「ステロイド軟膏療法」という包茎治療法もあります。「ステロイドで包茎を治せるの?」「副作用がありそう」と思う方もいることでしょう。 今回は、包茎のステロイド療法の方法や効果、副作用について解説します。
包茎のステロイド軟膏療法の方法と効果
子どもの真性包茎改善の方法として、ステロイド軟膏を用いた治療法があります。具体的にどのようなやり方・効果があるのか解説します。
ステロイド軟膏療法のやり方
包皮を手でできる限り剥き、包皮先端の出口(包皮口あたり)にステロイド軟膏を薄く塗ります。朝晩2回で、晩については入浴後の清潔な状態で塗布するのが一般的です。 ステロイド塗布後は包皮をもとに戻しておきます。剥けたままにしておくと、皮膚がむくんでしまい包皮がもとに戻らない嵌頓(かんとん)状態になる恐れがあるためです。 また、ステロイド軟膏療法のやり始めは少しずつ剥くように注意しましょう。治療効果が出る前に一気に剥いてしまうと、嵌頓状態になるリスクがあるためです。
ステロイド軟膏療法の効果
ステロイド軟膏療法は、様子を見つつ1~2ヶ月ほど続けます。継続することで徐々に包皮口が広がり、亀頭が露出できるようになっていきます。包皮と亀頭が癒着している場合、包皮口が広がっても亀頭が完全に露出しないこともあります。ですが、その癒着部分は時間の経過とともに自然に乖離していくことがほとんどです。
ステロイド軟膏療法に副作用はある?
ステロイドというと副作用の心配をする方も多いのではないでしょうか。ステロイド軟膏療法の場合、ステロイドの塗布による血中ステロイド濃度には大きな変化がないとされています。そのため、ステロイドの副作用はほぼないと考えられ、安全に使用できます。
治療が必要な包茎の種類
子どもの場合、包茎であり以下のような場合に治療が必要とされます。 ・亀頭包皮炎 雑菌に感染して包皮の炎症を何度も繰り返している場合。 ・排尿時に包皮が風船のように膨らむ 排尿の始まりから終わりまで、包皮がずっと風船のように膨らむ場合。 ・カントン包茎になったことがある カントン包茎に1回以上なったことがある場合。
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