包茎にはさまざまなデメリットがあります。中でも「早漏になりやすい」というデメリットにお悩みの方は多いのではないでしょうか。「包茎は早漏になりやすいのはなぜ?」「自分が早漏なのは包茎のせい?」こういった疑問・お悩みを持つ方はぜひ本記事をご覧ください。 今回は、包茎が早漏になりやすい理由とおすすめの改善方法を解説します。
包茎が早漏になりやすい2つの理由
包茎の人が早漏になるのは、2つの理由が考えられます。
亀頭が包皮で覆われている
包皮で覆われている包茎は、亀頭が外部からの刺激に弱くなりがちです。逆に、包茎でない人は亀頭が包皮で守られていないため、日常的に亀頭が下着から摩擦を受けて刺激に強くなりやすい傾向にあります。このような違いから、包茎の人は亀頭に刺激を感じやすく、性行為のときも性的刺激を得やすくなるため、早漏になりやすいと考えられます。
包皮内板が刺激に弱い
包皮には内側部分の包皮内板と、外側部分の包皮外板があります。包皮を剥いたときにめくれて露出する、包皮の色が薄い部分が包皮内板です。包皮内板は刺激に敏感な部分で、性感帯の一つとされています。包茎の人は常にこの包皮内板が露出しないため、亀頭も同じように外部からの刺激に弱くなる傾向にあります。そのため、性行為による刺激を受けやすく、やはり早漏になりやすいと考えられます。
包茎の種類と早漏の関係
包茎の種類によっても早漏になりやすいものがあります。それぞれの包茎の種類と、早漏の関係についてみていきましょう。
仮性包茎
仮性包茎は、包茎の中でも最も早漏になりやすい包茎の種類です。 非勃起時は亀頭が包皮で覆われているため、日常的に外部から刺激を受けるわけではなく、亀頭は敏感になる傾向にあります。勃起すると敏感な亀頭が露出します。性行為時には、その敏感な亀頭が膣内で摩擦の刺激を受けることになるため、早漏になりやすいのです。
真性包茎
真性包茎の人が早漏になることはそれほど多くありません。 真性包茎は、勃起しても亀頭が露出することがなく、性行為時もそのまま膣に挿入します。亀頭が包皮で覆われたままなので、膣内で摩擦の刺激を直接受けることはありません。そのため、性感を得にくく早漏になりにくいのです。また、膣内の圧力やピストンの動きによって包皮が引っ張られてしまい、包皮口が裂けるような痛みを感じます。そうなれば、さらに性感を得にくくなることでしょう。このような理由から、早漏よりも遅漏になることの方が多いかもしれません。
カントン包茎
カントン包茎も早漏になりにくい包茎の種類です。 カントン包茎は仮性包茎の一種であり、包皮を引っ張れば亀頭を露出できます。しかし、勃起時に包皮口の締め付けがあり痛みを感じる可能性があります。そのため、そうした違和感により性感を得にくく、早漏になりにくく遅漏の傾向にあります。また、剥いた包皮の締め付けで、包皮が元に戻らないカントン状態になれば、性行為どころではありません。カントン包茎は危険な状態ですから、早漏・遅漏以前に早期の治療が必要です。
早漏になる原因
仮性包茎が早漏になりやすいことは分かりましたが、そもそもなぜ早漏になるのでしょうか。早漏を引き起こす原因を解説します。
刺激に対して敏感である
早漏になる最も大きな要因、それは刺激に対して敏感であることです。刺激に敏感で早漏になることを敏感性早漏といいます。年齢が若い人や性行為の経験が少ない人に多い早漏の原因です。仮性包茎が早漏になりやすい理由も、亀頭が敏感であることがほとんどです。そのため、包茎で早漏の人は、敏感性早漏であると考えられます。
精神的な要因
刺激に弱い敏感性早漏に対して、精神的な要因が関わる心因性早漏というのもあります。何らかの精神的な負荷が原因となり早漏になってしまうものです。性行為の経験が少ない人やストレス・不安感の強い人、長期間性行為をしていない人などで起こりやすいとされています。たとえば、一度でも早漏を経験してしまうと「次も早かったらどうしよう」と不安になることがあります。それがストレスとなって、余計に早漏状態を深刻化させてしまうことがあります。仮性包茎で早漏の場合、最初の原因は敏感性早漏だったとしても、徐々に心因性早漏も原因となることがあるので注意が必要です。
その他の原因
早漏には、加齢や自慰が関わることもあります。歳をとると筋力が低下しやすくなります。射精をコントロールする射精管閉鎖筋が弱まると射精がコントロールできなくなり、早漏になることがあります。また、性行為と乖離しすぎるような不適切な自慰をすると、膣内の刺激に敏感になって早漏になる、または刺激を得にくくなって遅漏になることがあります。
包茎による早漏の改善法
包茎によって早漏になってしまった場合、どのように改善すればいいのでしょうか。以下で、いくつか早漏の改善法について解説します。
性行為に慣れる
早漏を改善するには、刺激や精神面から性行為に慣れることが大切です。仮性包茎であれば、できる限り亀頭を露出して外部の刺激に慣れさせてみましょう。そして、性行為に対して不安や苦手意識をできる限り取り除くことも大切です。訓練というと大げさですが、亀頭を刺激に慣れされる努力を続ければ、性行為に対する不安が消えやすくなります。まずは一歩ずつ進んでいきましょう。また、性行為に近い刺激を得られるような適切な自慰も、早漏改善に効果的です。
厚手のコンドームを使用する
厚手のコンドームを使用するのも早漏を改善できる方法です。早漏になるということは、膣から得られる刺激が強いということです。いつもより厚手のコンドームを装着すれば、物理的に膣からの刺激を受けにくくなりますので、早漏を改善しやすくなります。最初のうちは「気持ちよくない」と思ってしまうかもしれません。しかし次第に、いつもより長く二人の時間を楽しめる喜びの方が強くなり、満足感を得やすくなることでしょう。
包茎手術をする
包茎手術をして包茎を改善することも早漏改善につながります。 手術により亀頭が露出するようになれば、日頃から刺激に慣れさせることができます。また、ペニスの見た目もよくなることから自信がついて、精神面からくる早漏にもなりにくくなるでしょう。真性包茎やカントン包茎の場合は、手術をすれば亀頭が露出した状態で性行為を行えるようになります。性感を得やすくなるため、遅漏の悩みが改善されることでしょう。
包茎による早漏でお困りなら東京ノーストクリニックへ
包茎で早漏になりやすい……とお悩みなら、東京ノーストクリニックにご相談ください。
患者さんに寄り添ったカウンセリング
東京ノーストクリニックでは、事前に無料カウンセリングを行っています。患者さんに寄り添ってじっくりお悩みを伺い、一人ひとりにあった治療法をご提案します。たとえば、早漏でお悩みなら包茎手術はもちろんですが、亀頭増大術によって亀頭をパワーアップさせるという方法もあります。軽度の仮性包茎であれば、亀頭増大術により包茎改善効果も期待できます。
痛みに配慮して仕上がりにこだわる丁寧な施術
包茎手術を行う際には局所麻酔をして痛みをなくします。東京ノーストクリニックでは、注射針が刺さる痛みにも配慮して、二段階麻酔を行っていますのでご安心ください。当院は症例実績12万件以上を誇り、手術を担当するのは知識・経験・技術のある熟練の医師です。患者さんのペニスの形状に合わせ、仕上がりにこだわって丁寧に施術します。より良い見た目をつくる「美容形成術」もご提供していますので、ぜひご相談ください。
術後も安心できる万全のアフターケア
溶ける縫合糸を使用しますので、術後の通院は不要です。しかし、傷口が開いたなどトラブルがありましたらすぐにご連絡ください。全国35院の東京ノーストクリニックどこででも再診を受け付けています。また、術後のお悩みや疑問がありましたら、いつでもお電話ください。専門カウンセラーが24時間365日対応いたします。
まとめ
今回は、包茎が早漏になりやすい理由と改善方法について解説しました。 包茎の中でも仮性包茎は特に早漏になりやすい傾向にあります。自分が早漏だと自覚してしまうと、精神的にも追い込まれて余計に早漏を悪化させてしまうことがあるため、注意が必要です。早漏改善の方法はいくつかありますが、包茎の方は根本原因を改善するためにも包茎手術をご検討ください。