「自力で包茎を改善したい」という思いから、包茎矯正リングの使用を検討している方もいらっしゃるかもしれません。包茎矯正リングは本当に包茎の改善効果があるのでしょうか。 今回は、包茎矯正リングとはどのようなものなのか、期待されている効果、使用することのリスク、確実に包茎を治す方法を解説します。
包茎矯正リングとは
包茎矯正リングとは、仮性包茎の矯正・改善を目的としたグッズのことです。具体的にどのような器具なのか、以下で解説していきます。
亀頭の露出を維持させる
包茎矯正リングは、装着することで亀頭の露出を維持させることを目的としたグッズです。 仮性包茎は、陰茎の長さに対して包皮が長くなっているため、亀頭が包皮に覆われてしまいます。包茎矯正リングを装着することで、余った包皮を根元に集めて固定することができ、亀頭の露出を一時的に維持できるようになります。
包茎矯正リングの種類
包茎リングにはO字型、U字型、C字型などさまざまな形状があり、それぞれ外れにくさや適度なフィット感を得やすいなどの特徴があります。 また、素材も金属製やシリコン製などさまざまな種類があります。装着時の痛みや違和感が少なく、フィット感が良いといわれているのはシリコン製です。
包茎矯正リングで期待されている効果
包茎矯正リングにはさまざまな種類や素材があり、ペニスサイズやフィット感などに合わせて選ぶと良いとされています。では、包茎矯正リングを装着することでどのような効果が期待されるのでしょうか。
仮性包茎の改善
包茎矯正リングには包茎改善の効果が期待されています。 包茎矯正リングを装着すると、余った包皮をペニスの根元に固定でき、亀頭を露出できるようになります。装着中は激しい運動をしても、リングによって包皮が固定され、亀頭が露出した状態を維持しやすいようです。ある程度の期間、リングを装着し続けることで包皮が癖付けされ、包茎が改善されるのではないか、ということのようです。 ただし、包茎矯正リングを使用できるのは、自力で包皮を剥ける仮性包茎のみです。真性包茎の場合は包皮を剥いてペニスの根元に固定できないため、使用できません。
早漏の改善
包茎矯正リングには早漏改善の効果も期待されているようです。 リング装着中は包皮が根元に固定されるため、亀頭が露出した状態が維持されやすいとされています。そのため、亀頭が下着に擦れるなど、外部の刺激を受けやすくなります。亀頭が刺激に慣れることで、早漏が改善されやすいと考えられています。
亀頭のサイズアップ
包茎矯正リングには亀頭のサイズアップ効果も期待されているようです。 リングを装着することで、ペニスに血液が溜まりやすくなり、亀頭が膨らみやすくなる可能性があるからとされています。
根本的な改善効果はない
ここまで、包茎矯正リングに期待されている効果をいくつか紹介しました。しかし、医学的には包茎矯正リングでは、根本から包茎を改善することはできませんし、改善できるという根拠もありません。 確かに、包茎矯正リングを装着すれば、包皮が固定されて亀頭の露出を維持できることでしょう。しかし、それは装着時のみの一時的なものです。リングを外せば、包皮が戻って元の包茎状態になってしまいます。 包茎矯正リングには「包皮が癖付けされて亀頭の露出が維持されるようになる」という効果も期待されています。長期間使用し続ければ癖が付くということもあるかもしれません。しかし、包皮が余っているという、包茎の根本原因を解決できるわけではないため、いずれまた包茎状態になってしまうことでしょう。 亀頭のサイズアップも期待されていますが、こちらも医学的根拠はありません。むしろ、血流が悪くなるため、デメリットの方が多いといえます。
包茎矯正リングの注意点やリスク
包茎矯正リングには包茎改善などの効果が期待されていますが、根本的に改善することはできません。装着し続けても、効果を実感しにくいことがほとんどです。また、包茎矯正リングの使用は、以下で解説するようなさまざまな注意点やリスクがあります。
仮性包茎にしか使うことができない
包茎矯正リングは自力で包皮を剥くことができる、仮性包茎のみが使えるグッズです。包皮を剥いて亀頭を露出できない真性包茎の場合は使用できません。無理に剥いてしまうと、包皮の裂傷など怪我のリスクがあります。
日常生活に支障をきたす
包茎矯正リングを装着することで、日常生活に支障をきたす可能性があります。 リングの装着によりペニスが圧迫されます。その結果、尿道が狭くなってしまい、尿が出にくくなることがあるのです。そのため、排尿に時間がかかったり、尿が飛び散ってしまったりすることがあります。
包茎を悪化させるリスクがある
包茎矯正リングのせいで、包茎が悪化するリスクもあります。 包皮はペニスの伸縮に合わせて伸び縮みします。リングを装着していると伸縮が阻害されてしまい、その結果として包皮が伸びてしまう可能性があるのです。
ペニスが壊死してしまうリスクがある
包茎矯正リングにより、ペニスが壊死する可能性もあります。 包茎矯正リングは、包皮を固定して亀頭を露出させることを目的としたグッズです。包皮を固定するためには、リングでしっかり締め付ける必要があります。しかし、強く締め付ければペニスの血流やリンパの流れを阻害してしまうことになります。最悪の場合、血流の悪化によりペニスが壊死するリスクもあります。
確実に包茎を改善するなら東京ノーストクリニック
包茎矯正リングでは、包茎を根本的に改善できません。さらに、使用することでさまざまなリスクもあります。包茎を安全かつ確実に改善するならば、包茎手術を行いましょう。以下では包茎手術の老舗、東京ノーストクリニックの特徴を紹介します。
無料カウンセリングでじっくり相談
東京ノーストクリニックでは無料カウンセリングを行っています。お悩みやご要望などじっくりお話を伺い、患者さんに合った治療法をご提案いたします。手術の流れやかかる費用などもわかりやすく丁寧にご説明し、患者さんが納得されてから治療を開始します。もちろん、カウンセリングを受けたからといって、必ずしも包茎手術をしなければいけないわけではありません。まずは包茎に関するお悩みや不安な気持ちをお聞かせください。
痛みに配慮した二段階麻酔
東京ノーストクリニックでは痛みに配慮し、「注射が苦手」という方も安心できるように、二段階麻酔を行っています。事前にペニスの表面に麻酔薬を塗布して感覚をなくします。そのため、注射針のチクッとした痛みを感じることはありません。もちろん、麻酔の効果により手術中の痛みもありませんのでご安心ください。
知識・経験豊富な医師が担当
東京ノーストクリニックは創業33年、症例実績12万件以上の老舗のクリニックです。在籍する医師は、包茎治療に関する専門的な知識と豊富な経験を持っています。熟練の医師が仕上がりにこだわって施術いたしますので、治療痕も目立ちにくいのが特徴です。
アフターケアで術後も安心
東京ノーストクリニックは、術後のアフターケアも万全です。 手術後に日常生活での注意点や痛み止めの使用方法などをわかりやすく説明します。また、術後に「腫れ・痛みがひかない」「出血が止まらない」といったトラブルがあった場合は、いつでもご相談いただくことが可能です。全国に展開する35院どこでも再診を受けることができるので、旅行や出張先でも安心です。
まとめ
今回は包茎矯正リングについて解説しました。 包茎矯正リングはその名の通り、包茎の矯正を目的としたグッズです。余った包皮を固定することで、亀頭を露出させることができます。しかし、その効果は一時的なものでしかありません。根本的な問題が解決されないため、リングを外せば亀頭は包皮で覆われてしまうことでしょう。また、日常生活に支障をきたしたり、ペニスが壊死する可能性があったりなど、リスクが多くあります。そのため、安易に包茎矯正リングを使用すること避けるべきでしょう。もし包茎矯正リングのリスクを承知の上で使用するのであれば自己責任をもって使用する必要があります。 安全かつ確実に包茎を改善するならば、包茎手術をご検討ください。東京ノーストクリニックでは、無料カウンセリングにより、患者さんに合った治療法をご提案します。熟練の医師が施術しますので、見た目・機能性を重視した仕上がりにも自信があります。ぜひ、ご検討ください。