包茎手術後の経過と注意点

包茎手術後は基本的に以下のような流れでお過ごしいただきます。注意点や禁止事項も含め、解説していきます

手術当日

包茎手術は入院不要で、手術当日にそのままお帰りいただけます。包帯はそのままつけた状態で、安静にしてお過ごしください。運動や性行為はもちろん、入浴やシャワーも基本的には不可です。

手術翌日

手術翌日も包帯はつけたままにしておいてください。ペニスの腫れ、内出血などはあるものの、激しい痛みや出血が止まらないなどの状態でなければ問題ありません。当日同様に、安静にしてお過ごしください。 術後24時間が過ぎましたら、包帯部分をビニール袋やラップ等で防水処理をして、シャワーを浴びていただけます。包帯が濡れてしまわないようにお気をつけください。 運動や性行為、湯船につかるといった行為は引き続き禁止です。

術後2～3日

ビニール袋等で防水処理をしていれば、シャワーを浴びていただいて問題ありません。シャワー後は包帯を外していただき、処方の軟膏を塗っていただき患部をケアしましょう。その後、きつくなりすぎないように、新しい包帯を巻いてください。包帯を取り替える際に、ペニスの腫れや赤みが悪化している、激しい痛みがあるという場合は、すぐ医師に相談しましょう。 運動や性行為、湯船につかることは引き続き禁止です。

術後1週間前後

シャワーを普通に浴びていただけます。シャワー後は軟膏を塗って、包帯を取り替えてください。引き続き、運動・性行為・湯船につかることは禁止です。

術後10日前後

傷口が塞がって治りはじめてきます。シャワーとともに、軽い運動やご自宅の湯船につかることも可能になります。腫れや変色がなく、痛みもほとんど感じないようであれば、包帯はつけなくても大丈夫です。手術後の糸が取れても問題はありません。 性行為については引き続きNGです。

術後4週間前後

傷口の腫れ、痛みはなくなり、吸収糸もポロポロと取れはじめます。シャワーや入浴、適度な運動等も行えるようになってきます。ただし、性行為については糸が完全に取れるまではお控えください。

包茎手術後に日常生活で注意すべきこと

包茎手術後、日常生活で特に注意しておきたいことについて、いくつか解説します。

入浴やトイレ

包茎手術後であっても、もちろん排尿は可能です。しかし、術後はペニスがむくむため、尿がまっすぐ飛びにくくなります。トイレや下着を汚さないようにするためにも、座って排尿することをおすすめします。 入浴については、手術当日は不可です。2日目以降は包帯が濡れないように防水処理をしていれば、シャワー可です。術後1週間前後になりましたら清潔に保つために、ペニスをシャワーで洗い流して大丈夫です。湯船につかる場合は術後10日前後を目安に行いましょう。なぜ、入浴について制限があるのかというと、傷口が塞がる前に濡らしてしまうと、細菌に感染して炎症を起こす恐れがあるためです。また、湯船につかると血流が促進されて、出血するリスクがあるため、制限されています。

性行為や自慰行為は厳禁

自慰行為や性行為は、抜糸または吸収されるまでは絶対に禁止です。糸がついた状態で性行為を行ってしまうと、糸が引っ張られて皮膚が裂けて出血する恐れがあるためです。 糸が取れた、吸収されたとしても注意しましょう。すぐに性行為してしまうと、傷口が開いてしまう恐れがあります。術後、1ヶ月くらいはお控えください。 ちなみに、起床時に生理現象によって勃起してしまうこともあります。そのまま性行為等をするのでなければ、問題はありません。トイレに行くなどして、勃起を収めるようにしてあげてください。

激しい運動は控える

手術後すぐは傷口が開きやすいので、安静に過ごすことが大切です。そのため、運動は避けましょう。術後10日前後で治癒が進んでいるようでしたら、軽い運動であれば大丈夫です。息があがってしまうような運動だと、血流が促進されて出血する恐れがあるため、控えてください。

飲酒や喫煙は控えめに

飲酒喫煙については、なるべく控えることをおすすめします。 アルコールは術後の炎症や内出血を引き起こすことがあります。喫煙は血流を阻害し、傷の治りを悪くする恐れがあり、おすすめはできません。

下着や服装について

包茎手術後、身につける下着や服装について、特に制限はありません。ただし、ペニスに包帯を巻いていますので、人によっては盛り上がりが気になることもあるかもしれません。また、あまり股間を締め付ける下着・服装だと、患部に痛みを感じることもありますのでご注意ください。

包茎手術後に注意したいトラブルと対処法

包茎手術後にはどのようなトラブルが起きる場合があるのか、そしてもし発生した場合はどうすればいいのでしょうか。以下で、手術後に注意しておきたいトラブルやその対処法について解説します。

腫れや炎症

包茎手術から数日は内出血によりペニスが腫れやすいです。数日～1週間程度で収まってきますので様子を見ておきましょう。 また、傷口から細菌が侵入し、炎症を起こすこともありえます。患部が気になってしまい、ついつい触ったり、思わず掻きたくなったりするかもしれませんが、お控えください。もし、炎症が起きてしまい、強い痛みや腫れがある場合は、すぐに病院を受診しましょう。

出血が止まらない

包茎手術後、傷口が塞がるまでは包帯に血がにじんでしまいやすいです。ですが、時間の経過につれて血のにじみは収まってきますので様子を見ましょう。ただし、包帯から血が滴るくらいに出血している場合は、傷口が開いてしまっている可能性が高いです。すぐに病院に連絡し、診てもらいましょう。

亀頭の痛みがある

包茎手術後、亀頭に痛みや強い刺激を感じる、知覚過敏のような状態になる方もいます。これは、まだ亀頭が外部の刺激に慣れていないことが原因であることがほとんどです。時間の経過とともに、亀頭は外部の刺激に慣れていきます。痛み等の違和感は徐々になくなっていきますので、基本的には気にする必要はありません。 ただし、強い痛み・腫れなどがある場合は炎症を起こしている可能性もあります。その場合は医師に相談してみましょう。

安心・安全の包茎手術なら東京ノーストクリニック

東京ノーストクリニックは創業から33年の老舗のクリニックです。熟練の医師が安全に包茎手術を行います。当院の特徴やアフターケアについてご紹介します。

カウンセリングでじっくり相談できる

包茎手術後に「強い痛みがあるのでは」「出血が止まらなくなったらどうしよう」といった不安を抱いている方は多いのではないでしょうか。手術後、医師の指示通りに生活していれば、激しい痛みや出血といったトラブルはほぼ起こりません。しかし、経験のないことなので不安を感じるのは当たり前のことでしょう。 東京ノーストクリニックでは、無料カウンセリングを実施し、医師がそうした包茎手術に対する不安や疑問にお答えしています。自分に合った手術、費用感、手術方法などについても丁寧にご説明しますので、まずはカウンセリングにお越しください。

痛みに配慮した二段階麻酔で怖くない

「ペニスにメスを入れるなんて痛そう」と不安を感じてしまう方は多いものです。しかし、麻酔をしますので手術中の痛みを感じることはありません。麻酔注射時のチクリとした痛みも、東京ノーストクリニックならほぼありません。 当院では事前に駐車する部位へ表面麻酔を行います。そして、なるべく痛みの少ない部分に針を刺しますので、注射の痛みはほぼありません。麻酔の効果は手術中から手術後数時間まで持続しますので、ご帰宅されるまでは痛みを感じることはないでしょう。 痛みに対する恐怖がかなり強い、怖くて手術したいけどできない、という場合はご相談ください。当院では、ほぼ眠った状態で手術を進められる静脈麻酔もご提案できます。

仕上がりにこだわった施術で見た目も満足

東京ノーストクリニックは創業から33年、症例実績12万件以上を誇る、包茎治療に特化したクリニックです。専門的知識と豊富な経験、そして包茎手術の高い技術を持った医師が手術を担当します。包茎手術のスペシャリストが、仕上がりにこだわって施術しますので、手術後の満足感が高いのが当院の特徴です。 より美しい仕上がりにこだわった「美容形成術」という独自技術もあります。ご興味ある方はご相談ください。

万全のアフターケアでトラブル時も安心

包茎手術後数日間は安静に過ごしていただき、その後は傷口が塞がるまで運動や性行為などは禁止です。そうした諸注意をお守りいただき、傷口に配慮した生活を送っていただければ、手術後にトラブルが起きることはほぼありません。 ただ、ふいに激しい動きをしたり、寝ている間に患部を掻いて傷つけたりしてしまうことはありえます。その結果、傷口が開いて大量出血したり、雑菌が入り込んで炎症を起こしたりするかもしれません。そうしたトラブルが起きてしまったならば、すぐに東京ノーストクリニックへご相談ください。当院は、全国33院どこでも再診無料です。24時間フリーダイヤルでトラブル・お悩みについてのご相談を受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。

まとめ

今回は、包茎手術後に注意すべきことやトラブルの対処法について解説しました。 包茎手術はペニスにメスを入れる外科手術です。入院不要で日帰りで行えるという点は気楽さを感じることでしょう。しかし、入院しないということは、自己管理が必要であるということでもあります。今回の記事でご紹介したように、まずは安静にして傷の治りを待ちましょう。運動や性行為、入浴など制限されていることさえ守っていれば、それ以外の日常生活は普通に送っていただけます。 自己管理がしっかりできていれば、トラブルはほぼ起きません。しかし、不測の事態により出血や腫れなどが起きたならば、すぐに病院を受診しましょう。東京ノーストクリニックなら、無料でアフターケアを行っていますのでご安心ください。