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小陰茎症(マイクロペニス)とは?ペニスが小さくなる原因と治療法について解説

男性にとってペニスの形や長さはとても重要なものです。もし他人よりサイズが小さければ、がっくりとしてしまうのではないでしょうか。実は、サイズが一定以下のペニスは、「小陰茎症」と医学的に分類されます。小陰茎症とはどのようなものなのか、その定義や割合、ペニスが小さくなる原因や治療法について解説します。

小陰茎症(マイクロペニス)とは

小陰茎症とはどのようなものなのでしょうか。小陰茎症の概要や割合について解説します。

小陰茎症の概要

小陰茎症とは、ペニスの形は正常でありながら、その長さが極端に短くなっている症状のことです。英語では「マイクロペニス(micropenis)」といいます。 一般的に「短小」という言葉が使われることもあります。しかしこれは、ペニスが小さい・短いことを表す単語として用いられることがほとんどであり、医学的な意味合いではほぼ使われません。症状として使用する場合は「小陰茎症」を用います。 また小陰茎症であっても、ただちに治療が必要であるわけではありません。その形は正常ですし、性行為が可能なサイズであれば、機能的に問題はないと考えられるためです。 また、肥満体型の場合、お腹の脂肪にペニスが埋もれる場合もあります。この場合は、小陰茎症ではなく、肥満が原因によって小さく見えるだけなので心配ありません。ダイエットなどにより改善できます。

小陰茎症の割合

続いて、どのくらいの人が小陰茎症なのか見ていきましょう。古い情報となりますが、2004年にユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のデビッド・ラルフ博士により、「人口の0.6%が小陰茎症」と発表されています。1%にも満たないため、小陰茎症の割合はそれほど多くないことがわかります。 ※「Surgeons pinch more than an inch from the arm to rebuild a micropenis」

ペニスサイズの平均と小陰茎症

では、どのようなペニスが小陰茎症とされるのでしょうか。前述のユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のデビッド・ラルフ博士によれば、小陰茎とされるのは「7cm未満(2インチ強)」とされています。 参考として、2012年に公開された株式会社TENGAが50万人を対象に行った調査ではペニス全体の長さの平均が「13.56cm」とされています。小陰茎症は7cm未満とされますから、それよりも6.5cm以上短いということになります。 気になる方はペニスサイズを確認してみましょう。その際、ご自身でサイズを測っていただくこともできますが、正しい測り方をしないとずれが生じます。気になる方は、クリニック等を受診して、医師に正確に測ってもらうことをおすすめします。 ※「Surgeons pinch more than an inch from the arm to rebuild a micropenis」 ※「日本人の平均ペニスサイズはこれだ!」

小陰茎症(マイクロペニス)の原因について

なぜ小陰茎症になってしまうのでしょうか。小陰茎症の原因について解説します。

先天的な原因

小陰茎症は、先天的なことが原因で起こることが多いとされています。出生前にアンドロゲン(男性ホルモン)が不足したり、作用しなかったりすることで引き起こされると考えられています。胎児のときに、母親の食べ物や生活習慣が影響し、男性ホルモンの作用に影響を及ぼす可能性も指摘されています。

後天的な原因も

また、後天的に男性ホルモンの分泌が十分に行われず、ペニスが成長しきらないケースもあります。人間は第二次性徴期に身体が大きく成長し、ペニスもそれに伴って大きくなっていきます。その際、何らかの理由でホルモン分泌が阻害されてしまうと、ペニスが小さいままになることがあります。

小さく見えるようになることも

他にも、包茎や肥満による埋没、加齢、EDなどによりペニスが小さく見えることもあります。例えば包茎の場合、亀頭を覆う包皮が先端で細くなっているため、小さく・幼く見えやすいです。また、包皮が邪魔をして亀頭の成長を妨げる可能性もあります。また、年を取ると毛細血管が老化し、血流が悪化してペニスサイズが小さくなる場合もあります。その結果、若い頃は剥けていたのに、高齢になってから包茎になる、老人性包茎という症状になる場合もあります。

小陰茎症(マイクロペニス)のデメリットについて

小陰茎症はペニスが平均サイズよりも小さくなる症状です。そんな小陰茎症にはどのようなデメリットがあるのか、以下で解説します。

男性不妊の可能性がある

小陰茎症の場合、男性不妊に陥る可能性があります。 男性不妊とは、不妊の原因が男性側にあることです。男性不妊になる主な原因は、精子の問題とされていますが、性交障害や勃起不全なども原因として考えることができます。 小陰茎症の場合、ペニスサイズが小さいこともあり、膣内で射精しても精子が子宮まで届きにくい可能性があります。また、後述しますが包茎になりやすいため、射精時に包皮が邪魔をして、十分な量の精子を膣内に送れないことがあります。さらに、こちらも後述しますが、小陰茎症ではEDになる人もいて、性交そのものができなくて男性不妊になるケースもあるようです。

コンプレックスを持ちやすい

ペニスのサイズが小さいことから、小陰茎症だとコンプレックスを持ちやすくなります。 子どもの頃はそれほど感じませんが、成人すると性に対して様々な思いを抱くようになります。特に男性は、ペニスの形状やサイズにこだわりを持つようになりやすいです。男性のシンボルとしてペニスを捉えるようになり、ペニスの状態が精神面に影響することも少なくありません。 小陰茎症でペニスが小さいことは、男性にとって恥ずかしいことであり、それがコンプレックスになっても仕方のないことといえるでしょう。

心因性EDになるリスク

前述の男性不妊やコンプレックスとつながることですが、小陰茎症だと心因性EDになるリスクもあります。 ペニスサイズが小さいことは、男性にとって大きなストレスになります。さらに男性不妊や見た目のコンプレックスがあれば、大きく自信を失ってしまうことでしょう。その結果、身体の機能には問題がないにもかかわらず、ストレスなどが原因で勃起不全になることがあります。

包茎になりやすい

小陰茎症だと包茎になりやすい傾向にあります。 小陰茎症はペニスが成長しきれず、サイズが短くなってしまうものです。陰茎が成長しなければ包皮も余りやすいため、結果的に包茎になりやすいでしょう。まったく亀頭を露出できない真性包茎、勃起や手を使えば包皮を剥ける仮性包茎など、人によって状態は様々です。 包茎になると、小陰茎症のデメリットに加えて、早漏や不衛生になりやすい、性病にかかりやすいといった他のデメリットも出てきます。多くのデメリットが重なってしまうため、包茎治療を検討するのをおすすめします。

小陰茎症(マイクロペニス)の治療・改善方法

小陰茎症はペニスのサイズが小さいだけで、日常生活における機能面の問題はそれほどありません。しかし、様々なデメリットもあるため、治療も検討してみてはいかがでしょうか。 以下では、小陰茎症の治療法やデメリットを解消する改善方法について解説します。

ホルモン療法

小陰茎症の治療では、男性ホルモンの投与が一般的です。 小陰茎症の原因は男性ホルモンの分泌が不足することにあります。そのため治療では、男性ホルモンの一種であるテストステロンを投与して、不足分を補ってあげるようにします。投与は通常、注射や軟膏の塗布によって行います。治療はすぐに効果が出るものではなく、数ヶ月継続して行うのが一般的です。また、この治療は思春期前の子どもの時期に行うことで効果を発揮しやすく、成人男性の場合ではほとんど効果がでない場合もあります。

亀頭増大術

亀頭増大術とは、亀頭にヒアルロン酸等の薬剤を注入し、亀頭を大きくするものです。 小陰茎症では、男性ホルモンが不足することで、ペニスが成長しきらないため、サイズが小さくなります。個人差はあるでしょうが、基本的には亀頭も小さいことがほとんどです。 亀頭増大術は、ヒアルロン酸を注入することで、物理的に大きくできます。施術直後から、亀頭を太くたくましくすることが可能です。 東京ノーストクリニックの亀頭増大術ならば、わずか15分でたくましい亀頭を手に入れられます。効果の持続期間は半年~1年と長いため、コストパフォーマンスも高いです。小陰茎症でお悩みなら、東京ノーストクリニックにご相談ください。

包茎手術

小陰茎症で包茎になってしまったならば、包茎手術をおすすめします。 包茎を改善すれば幼い見た目の改善や小陰茎症に伴う症状を緩和することができます。亀頭が露出することで、たくましく見えるようになり、実際よりも大きく感じやすくなれるのも包茎手術のメリットです。また、包茎に対するコンプレックスがなくなるため、自信を持って性行為を楽しめるようにもなるでしょう。 東京ノーストクリニックでは、包茎治療を専門的に学び経験豊富な医師が、仕上がりにこだわって執刀を行います。安心・安全で満足できる包茎手術なら、東京ノーストクリニックにお任せください。

まとめ

今回は、小陰茎症について解説しました。 小陰茎症は先天的または後天的理由により、ペニスが正しく成長できず、平均よりも小さくなってしまうものです。男性不妊や心因性EDになる恐れや、包茎になりやすいといったデメリットがあります。治療法としては男性ホルモンの投与が一般的ですが、成人の場合は必ずしも効果があるとは限らないので注意しましょう。

監修者情報

東京ノーストクリニック田中泰吉総医院長

監修者 田中泰吉

東京ノーストクリニック 総院長

最終学歴
昭和49年 大阪医科大学医学部卒業
昭和49年 医師国家試験合格
職歴
平成02年 田中クリニック 開院
平成13年 東京ノーストクリニック 開院
平成24年 東京ノーストクリニック 総院長就任
平成27年 東京ノーストクリニック 梅田院 非常勤就任
著書
男のためのノースト最強治療法 | 田中泰吉 (著)

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