老人性包茎は加齢に伴う身体の衰えの影響により起こる包茎のことです。「いまさら治療しなくても…」と思うかもしれませんが、高齢化社会が進む日本において、シニアライフを快適に過ごしたいとお考えならば、老人性包茎の治療には大きなメリットがあります。 今回は、老人性包茎の原因や治療の必要性、治療方法を解説します。
老人性包茎とは
若い時は亀頭が露出していたのに、年齢を重ねてから包茎になるということがあります。加齢に伴い発症する包茎は老人性包茎と呼ばれ、高齢者男性を悩ませるものとなっています。以下で老人性包茎の原因や、老人性包茎になる3つのケースを紹介します。
加齢が原因の包茎
老人性包茎の原因は加齢です。人間は歳をとると誰でも衰えを見せます。筋肉が衰えて皮膚がたるみ、背骨が曲がったりお腹が出たりといったように、加齢に伴い様々な外見的な変化が訪れるものです。 ペニスについても同じで、若い頃は包茎でなかったにもかかわらず、包皮がたるんだりペニスが萎縮してしまったりなどの衰えの影響で、歳を重ねてから包茎になることがあります。若いうちに仮性包茎だった人は、高齢者になってからさらに包皮が余るようになる場合もあります。
老人性包茎の3つのケース
老人性包茎を発症し始めるのは50~60代くらいからで、主に以下の3つのケースがあります。 ・亀頭のハリがなくなって、包皮がたるむことで包茎になる ・陰茎そのものが萎縮してしまい、包茎になる ・下腹部の筋肉が衰えてお腹がたるみ、ペニスが埋没することで包茎になる つまり、加齢に伴って起こる様々な老化現象がペニスに影響することで老人性包茎が発症するわけです。誰もが老人性包茎になるわけではありませんが、誰にでも起こり得る包茎の症状であるといえるでしょう。老人性包茎にならないためには、適度な運動や健康的な食生活など生活習慣を整えることを意識して、身体の老化を抑えることが大切です。
老人性包茎だけでなく糖尿病型包茎になる可能性も
高齢者は老人性包茎以外にも、気をつけるべき包茎があります。それは糖尿病型包茎です。 糖尿病は生活習慣病の一つで、若い人でも発症する可能性がありますが、高齢者になってから発症する方が多い病気です。糖尿病になると皮膚が脆くなり、炎症が起きやすくなります。包皮ももちろん例外ではありません。糖尿病の影響により、包皮口が何度も炎症を起こしてしまい、皮膚が硬く厚くなり、包皮が亀頭を覆ったまま剥けにくくなってしまい、包茎状態になってしまうのです。 若い頃は仮性包茎であり、手で包皮を剥くことができた方でも、糖尿病型包茎になると自力で剥くのが困難になります。硬くなった包皮口を無理やり剥くと痛みが出てしまい、炎症や裂傷が酷くなってしまうためです。自然回復はほぼ望めません。むしろ悪化する傾向にあります。
老人性包茎は治療すべき?その必要性について
高齢者になってから包茎になったとしても、「治療する必要はないのではないか」と考える方もいることでしょう。しかし、快適にシニアライフを送ることを考えるならば、老人性包茎の治療にはメリットがあります。ここでは、老人性包茎を治療する必要性や、包茎改善を検討する理由について解説します。
介護に備えて
高齢者になって考えるべきこと、それは将来的に受けることになるであろう、介護についてです。身体の状態にもよりますが、入浴の際に介護士の方にお手伝いをしてもらうこともあるでしょう。また、入浴できない場合は、身体を拭いてもらうなどもしてもらわなければなりません。 このように、介護を受ける際は必ずペニスも見られてしまいます。高齢者であるにもかかわらず包茎だと恥ずかしいと思うことになるかもしれません。また、包茎は汚れが溜まりやすくなるため、強い臭いが発生するなど介護士の方に不快感をあたえる可能性もあります。 そのような思いをしない・させないために、事前に包茎の改善を検討する方は少なくありません。
孫との入浴に備えて
孫と過ごす時間は高齢者になってからの大きな楽しみの一つです。お孫さんがご自宅にきた時は、きっと一緒に入浴することもあるのではないでしょうか。その際にもし包茎だったとしたら、人によっては「恥ずかしい」と思うかもしれません。また、孫から「どうしてパパとおちんちんが違うの?」と質問されて、答えに困ることもあるかもしれません。 せっかくの孫との楽しい時間を、包茎のコンプレックスで濁してしまわないように、包茎改善を考える高齢者は多くいます。
第二の青春に備えて
高齢化社会が進む日本では、歳をとってから第二の人生を謳歌する方が増えてきています。 平均年齢は女性の方が高いこともあってか、高齢者の集まりには男性が少なくなる傾向にあり、男性には注目が集まりやすくなっています。 第二の人生を謳歌したい、自信を持ってシニアライフを過ごしたい、そういった思いを持ち、高齢者になってからでも包茎改善の必要性を感じている人はたくさんいます。
老人性包茎の治療法
老人性包茎の治療法には、亀頭増大術と包茎手術があります。それぞれどのような治療法なのか解説します。
亀頭増大術
包茎手術の場合、余った包皮を切除することで包茎を改善します。しかし、軽度の仮性包茎であるならば、亀頭増大術によって包皮を切らずに包茎治療できます。 老人性包茎は、陰茎や亀頭が萎縮することで包茎になる、または包茎症状が悪化することが少なくありません。そのため、亀頭にヒアルロン酸を注入して若い時のように増大させることができれば、包茎は改善される可能性があります。 亀頭増大術ならば、包皮を切除する必要がなく、身体への負担も少ないです。治療時間も短く済みます。高齢者の場合、体力も若い時と比べて少ないため、亀頭増大術による包茎改善は選択肢の一つとして考えてもよいでしょう。
包茎手術
重度の仮性包茎や真性包茎・カントン包茎を改善する場合は、包茎手術が必要です。 歳をとってからの手術に対して不安を感じる方もいますが、包茎手術を受ける高齢者は少なくありません。局所麻酔をするので手術時の痛みはありませんし、術後も痛み止めの服用により痛みをコントロールできます。また、傷口の治りついても、若い頃に比べれば遅いかもしれませんが、注意事項を守って過ごせば数週間程度で治癒する傾向にありますので安心してください。
老人性包茎の治療ならノーストクリニックへ
東京ノーストクリニックは包茎治療専門のクリニックとして、若い方はもちろん、多くの高齢者の方からご相談を受けています。老人性包茎でお悩みなら、ぜひご相談ください。
無料カウンセリングで相談
東京ノーストクリニックでは無料カウンセリングを実施しています。患者さんからお悩みやご要望をお伺いし、実際にペニスの状態を見せていただいております。その上で、どのような治療が適しているか、治療費はいくらくらいかかるのかなどをご提案・ご説明していきます。 もちろん、カウンセリングを受けたからといって必ずしも手術しなければならないわけではありません。手術をしなくても、包茎についての悩みを相談するだけでも気持ちが晴れやかになることもあります。老人性包茎でお悩みなら、まずは一度ご相談ください。
熟練の医師が担当
包茎手術では仕上がりの良し悪しが問われます。大切なペニスのためにも、技術力があって信頼できる医師に依頼することが大切です。 東京ノーストクリニックは創業から33年、症例実績12万件以上を誇る包茎治療専門のクリニックです。包茎手術についての知識や経験が豊富で、技術力のある熟練の医師が手術を担当します。患者さんのペニスの状態を把握し、非勃起時と勃起時のサイズ差をしっかり考慮した上で仕上がりにこだわって施術を行いますのでお任せください。
痛みに配慮した丁寧な施術
包茎手術で多くの人が不安に感じているのが「痛み」についてです。東京ノーストクリニックでは、患者さんの痛みに配慮して二段階麻酔を行っています。注射による局所麻酔を行う前に表面麻酔をして、注射針の痛みを軽減します。また、包皮を丁寧に切除・縫合し、術後に痛みがなるべくでないように心がけています。 患者さんの痛みに配慮して丁寧に包茎手術をしますのでご安心ください。
アフターフォローも万全
東京ノーストクリニックはアフターフォローも万全です。 包茎手術後は、薬の使用法や注意点はもちろん、傷の治りを早くするために気をつけるべきことなどをわかりやすくご説明します。また、男性カウンセラーが24時間体制で対応しますので、術後に何か問題が起きた場合や不安を感じた場合でも、お気軽にご連絡ください。 万が一、痛みや腫れがひかない、出血が止まらないといったことがあれば、全国33院すべてのクリニックにてアフターケアを受けられますのでご安心ください。
まとめ
今回は、老人性包茎について解説しました。 老人性包茎は、加齢に伴う身体全体の老化の影響で、包茎になるまたは症状が悪化するものです。若い時に包茎でなかった人でも、歳をとってから包皮が余るようになることもあります。 記事でもご説明した通り、快適なシニアライフを送るためには、包茎はできるだけ改善した方がよいでしょう。「本当に改善すべきかわからない」「どんな治療法があるのか知りたい」といったお悩み・疑問があれば、まずは東京ノーストクリニックの無料カウンセリングにお越しください。患者さんのお悩み・ご要望をじっくり伺い、理想を叶えられるようなご提案をいたします。