仮性包茎とは

まずは仮性包茎とはどのような包茎なのか、その特徴や他の包茎の種類との違いについて解説します。

仮性包茎の特徴

仮性包茎は包茎の種類の一つです。非勃起時に亀頭が包皮で覆われているものの、勃起すると自然に包皮が剥けて亀頭が露出する方も仮性包茎に含まれます。 また、手を使って自力で包皮を剥けます。そのため、仮性包茎の場合は日常生活や性生活において、重大なデメリットが発生しにくいのが特徴です。

仮性包茎と真性包茎・カントン包茎の違い

仮性包茎は包茎の中でも症状の軽いもので、真性包茎やカントン包茎と比べ様々な違いがあります。 真性包茎は包皮口が狭かったり、包皮内板と亀頭が癒着していたりしている包茎です。そのため、仮性包茎とは違い、勃起時はもちろん非勃起時も包皮が剥けることはありませんし、手で包皮を剥くこともほぼできません。 カントン包茎とは、狭い包皮口により亀頭や陰茎が強く締め付けられ、元に戻らない状態のことです。包皮を剥くことができるため、分類的には仮性包茎の一種とされます。しかし、一般的な仮性包茎とは違い、包皮口がとても狭く、無理に剥くと亀頭が締め付けられてしまう恐れがあります。うっ血することもあるため、カントン包茎はとても危険な状態です。

仮性包茎になる原因

仮性包茎は、余っている包皮が亀頭を覆ってしまう状態で、勃起時や手を使うことで剥くことができます。そのため包茎の中では軽度なものです。では、なぜ仮性包茎になってしまうのか、その原因をいくつか解説します。

先天的に包皮が余っている

生まれつき包皮が多少長くて余ってしまい、その結果として仮性包茎になるケースがあります。身体的特徴は人それぞれで、遺伝の影響もかなりあります。例えば、親が仮性包茎であれば、子も包皮が長くなって余りやすくなり、仮性包茎になる可能性は十分あります。

ペニスの成長が不十分だった

ペニス全体の成長力も仮性包茎に影響します。何らかの理由により亀頭や陰茎の成長が阻害されることで、包皮が余ってしまえば、仮性包茎になる可能性は高いでしょう。例えば、思春期に無理なダイエットなどをして栄養不足の状態が続き、成長が阻害される恐れがあります。そのような場合はペニスも十分に成長できず、仮性包茎になる可能性は高いでしょう。

加齢による影響

若いときは包茎でなかったのに、歳をとってから仮性包茎になる老人性包茎というケースもあります。老人性包茎は加齢が原因の包茎で、中高年以降に徐々に皮が余りはじめて包茎になるものです。加齢により亀頭のハリが失われたり、ペニスが萎縮したり、下腹部の筋肉が衰えて皮膚がたるんでペニスが埋もれたりなどが原因で包茎になります。

生活習慣病の影響

生活習慣病も仮性包茎の原因となる場合があります。糖尿病になると、皮膚などがたるみやすくなります。また、糖尿病の方は亀裂が入る包皮炎を発症しやすく、何度も炎症を起こすことで包皮の皮膚が厚くなり仮性包茎やさらに深刻な真性包茎などになることもあります。

仮性包茎が原因で引き起こされる悩み・トラブル

仮性包茎は真性包茎ほど機能面で困ることはないでしょう。しかし、亀頭が包皮で覆われていることから、様々な悩みやトラブルを引き起こすこともあります。

衛生面の悪化

仮性包茎は毎日のお手入れが不十分な場合、衛生面が悪化する原因となります。仮性包茎は手で剥いたり勃起したりしない限りは、基本的に亀頭が包皮で覆われています。恥垢がたまりやすく、雑菌も繁殖しやすいため、毎日しっかり洗わないと不衛生になり異臭を放つようになります。

性病リスクが高まる

仮性包茎は性病リスクを高める原因になる場合もあります。前述の通り、仮性包茎は毎日のケアをしっかり行わないと、不衛生になり臭いを発するだけでなく、雑菌等も繁殖しやすくなります。また、炎症を起こしやすいため、組織がウィルスや細菌に侵襲されやすく、性病や性感染症に感染しやすいといわれています。

早漏になりやすい

早漏で悩んでいる方は、もしかしたら仮性包茎が原因かもしれません。勃起時や手で包皮を剥くことはできますが、基本的には亀頭は包皮で覆われています。そのため、仮性包茎は外部からの刺激に慣れる機会が多くありません。刺激に慣れておらず敏感な亀頭が性行為時に膣の刺激を直接受ければ、性的興奮もすぐに高まりますし、射精しやすくなってしまうのも仕方のないことです。

コンドームが外れやすい

仮性包茎は性行為時にコンドームが外れてしまう原因になることがあります。仮性包茎は勃起時には亀頭が露出しますが、カリの下あたりで包皮がたるんでしまう場合があります。ピストン中にたるんだ包皮が動き、コンドームが先端部に押し上げられてしまい、外れる可能性があるのです。

見た目がコンプレックスになりやすい

包皮を被ったペニスがコンプレックスになることもあります。仮性包茎は勃起時や手を使えば包皮が剥けます。しかし、非勃起時は亀頭が包皮で覆われていてしまいます。気にならない人もいますが、見た目が「幼い」「カッコ悪い」と感じる方は多く、仮性包茎であることがコンプレックスになるケースが多いです。

仮性包茎を改善するなら手術がおすすめ

仮性包茎を改善するならば包茎手術が最もおすすめです。なぜ包茎手術がよいのか、その理由を解説します。

確実に包茎を改善できる

包茎手術を受ければ、仮性包茎を確実に改善できます。包茎手術では、余っている包皮をメスにより物理的に切除します。そのため、手術を受ければ包皮が亀頭を覆うことはなくなるのです。 33年の歴史がある東京ノーストクリニックは、症例実績12万件を誇る包茎治療に特化したクリニックです。熟練の医師が仕上がりにこだわり、確実に仮性包茎を改善します。

コンプレックスを解消できる

見た目にコンプレックスがあるならば、手術によりその悩みを解消できます。包茎手術を受ければ余分な包皮を切除でき、常に亀頭が露出しているたくましい見た目を手に入れられるでしょう。 東京ノーストクリニックでは、包茎治療の知識・経験豊富な熟練の医師が手術を担当します。仕上がりにこだわり、傷跡をなるべく目立たないように心がけているので安心です。

手術による痛みはほぼない

「ペニスにメスを入れるのは怖い」「痛いのは苦手…」という人もご安心ください。包茎手術はしっかり局所麻酔をして行いますので、痛みはありません。術後も、痛み止めが処方されますので、問題なく日常生活を送れます。 東京ノーストクリニックでは、患者さんの痛みに配慮して二段階麻酔を行います。また、痛みに対して恐怖心がある方には静脈麻酔を選択することも可能ですのでご相談ください。

軽度なら手術以外の方法も

包皮がそれほど余っていない軽度の仮性包茎ならば、手術以外の方法で改善することも可能です。 東京ノーストクリニックでは、二重まぶたを形成する技法を応用した切らない包茎手術があります。また、亀頭増大術により亀頭を大きくして包皮を戻りにくくすることで、仮性包茎を改善できる場合もあります。

無料カウンセリングで安心

包茎手術に興味はあるものの、心配や不安があって1歩を踏み出せない方も多いかもしれません。そんなときは、ぜひ無料カウンセリングを受けてみましょう。 東京ノーストクリニックでは、医師とマンツーマンで話せる無料カウンセリングを実施しています。包茎手術の悩みや疑問を、時間をかけてじっくり話せます。もちろん、カウンセリングを受けたからといって、必ず手術を受けなければいけないわけではありません。仮性包茎でお悩みでしたら、まずは一度ご相談ください。

まとめ

今回は、仮性包茎の原因や仮性包茎が原因で起きるリスクについて解説しました。 本文でも解説した通り、仮性包茎の原因は先天的なものと、病気や加齢などの後天的なものの2つに分けられます。真性包茎やカントン包茎ほど深刻な包茎ではありませんが、性病やコンプレックスの原因になる可能性もあるため、お悩みでしたら包茎手術を検討してみましょう。 包茎手術を受ければ、仮性包茎は確実に改善します。ただ、手術を担当する医師の技量によっては、傷跡が目立ったり、傷が治りにくくて痛みが出てしまったりすることもあるため注意が必要です。 安心・安全に仮性包茎を改善したいとお望みなら、症例実績12万件以上で熟練の医師が手術を担当する、東京ノーストクリニックへぜひご相談ください。