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包茎と遅漏の密接な関係とは?射精しにくい理由と術後の感度について

男性にとって早漏とともに悩みの種となるのが「遅漏」です。パートナーとのセックスを楽しみたいのに、射精まで時間がかかりすぎてしまい途中で終了してしまう悲しみは言葉にすることができません。 遅漏になってしまう理由、実は包茎が関係している可能性があります。包茎を改善し正しい性感を得られるようになれば、射精を上手にコントロールできるかもしれません。 今回は包茎のせいで遅漏になる理由、手術との関係性、手術で遅漏・早漏は改善できるのかなどを解説します。

包茎のせいで遅漏になることがある?

包茎が原因で遅漏になるケースは果たしてあるのでしょうか。性感を得やすい部位や遅漏になる理由を解説します。

最も性感を得やすい部位とは

性感帯は個人差がありますがペニスを構造的に見た場合、亀頭周辺(カリ等)や裏筋などが性感を得やすい部位となります。人によっては尿道や陰茎の根元部分、睾丸などで強い性感を得る場合もあるかもしれません。しかし、多くの神経や血管が集中しているという意味では亀頭周辺が性感を得やすいのです。

亀頭に正しく刺激が伝わりにくい

遅漏になっているという場合は、亀頭に正しく刺激が伝わっていない可能性が考えられます。包茎であるならば、包皮が邪魔をして亀頭への刺激が弱くなっていることが原因で遅漏になっていると考えるのが自然です。 仮性包茎であれば自分で皮を剥くことができるため、亀頭を露出させて膣の摩擦を直に感じることができます。しかし真性包茎やカントン包茎の場合は皮を剥くことができないため亀頭へ刺激が伝わりにくく、結果的に遅漏になる場合があります。

性交痛により性感を得にくい

強い痛みがある場合は性感を得にくくなります。たとえばセックス時に性交痛を感じているのであれば、遅漏になってしまう可能性は高いでしょう。 真性包茎やカントン包茎は包皮口が狭くなっています。無理に剥こうとすれば痛みがでてしまうことでしょう。セックス時に膣内の摩擦により皮が引っ張られてしまい、無理やり皮が剥かれるような状態になれば、当然痛みもでてきます。そのため、性感に集中できず射精までに時間がかかってしまうことはあります。

勃起を維持しにくい

重度の包茎だと勃起するだけで皮が突っ張ってしまうことがあります。次第に痛みを生じるようになり、勃起を維持できなくなるケースもないわけではありません。しっかり勃起できなければ性感も得にくくなりますし、勃起・非勃起を繰り返しながら行うセックスは当然のことながら時間もかかってしまうことでしょう。

包茎治療で遅漏になることはある?

包茎治療を行うことで感度が低くなるケースも実はあります。なぜそのようなことが起きるのか解説していきます。

感度が下がるといわれる理由

包茎治療後に感度が下がったと感じる方は少なくありません。さまざまな理由が考えられますがその一つとして挙げられるのが、包皮内板の切除です。 亀頭が最も性感を得られる部位だとご説明しましたが、それとともに包皮内板も性感を得やすい部位です。しかし、包茎手術では余った包皮を切除する必要があり、その際にある程度の内板も切除しなければいけなくなります。その結果、それまでと感覚が異なってしまい「性感が落ちた」と感じるケースがあるのです。 また、執刀医の技術力が低く傷口が分厚くなってしまい、性感の邪魔をするというケースもあります。

亀頭が刺激に慣れてくる

仮性包茎の場合は遅漏よりも早漏で悩む方が多いです。自分で皮を剥けるものの、亀頭が覆われている時間の方が多く、外的刺激に慣れていないためです。 しかし包茎手術をすると常に亀頭が露出するようになり、外的刺激に慣れていきます。服やパンツに亀頭が当たった時に感じていたビリビリ感のようなものが治ままってくるため、「性感も弱まった?」という気になってしまうことがあります。 また、手術によって包茎から亀頭露出へとペニスの形が変化します。それに慣れるまではどうしても違和感があるものです。 包茎手術により感度が落ちて遅漏になったというよりは、正しい刺激を受けられるようになったと考える方が自然なのかもしれません。

包茎治療で遅漏は改善できる?

包茎治療によって遅漏を改善することはできるのでしょうか。包茎治療が目指すゴールを踏まえて解説していきます。

包茎治療の意味

包茎治療が目指すゴールは亀頭を露出できる状態にするという機能面の改善です。特に真性包茎やカントン包茎は日常生活や性生活に大きく支障をきたすため、機能改善という意味合いが強くなります。 また、審美面の向上も包茎治療の一つのゴールとなります。包茎治療を希望される方はそのほとんどがペニスの見た目にコンプレックスを持っています。そして自分自身に自信をなくしてしまい、女性に対して積極的にいけない内向的な性格になってしまう方がたくさんいらっしゃいます。包茎治療では亀頭を露出させてたくましい見た目のペニスにすることで、精神面のストレスやコンプレックスを取り除くことが大きな目的となります。

早漏・遅漏の改善が目的ではない

包茎治療を行うことで早漏や遅漏を改善できることはたしかにあります。実際に仮性包茎で早漏に悩んでいた方が、手術後に「たっぷり時間をかけられました」と喜びの声をくださることも珍しくありません。 しかし、包茎治療は前述の通り機能面・審美面の向上が目的となります。早漏・遅漏が改善できることはあくまでも副次的なものでしかないのです。

自分でコントロールできる喜びを得られる

とはいえ、包茎治療における「機能面の改善・向上」の一つとして正しい性感を得られるようになることは間違いありません。 亀頭が露出し膣内で亀頭が摩擦されて正しい刺激を得られるようになるため、ペニスが持っていた本来の性感を得やすくなります。強すぎた・弱すぎた性感が本来の状態にアジャストされることで、慣れてくれば射精コントロールもしやすくなり、セックスをより深く楽しめるようになるでしょう。

まとめ

今回は包茎と遅漏の関係について解説しました。 性感は人により個人差が大きいものです。また包茎の状態やセックスの仕方などによっても早漏・遅漏どちらに振れるかは変わってきます。ただし一般的には仮性包茎だと早漏の方が多く、真性包茎やカントン包茎だと遅漏になる方が多いです。 また、包茎治療によって早漏・遅漏の状態から、個々のペニスが持つ本来の性感にアジャストされます。そのため人によっては「早くなった・遅くなった」と感じることもあります。しかしそれは正しい刺激を得られるようになったと考えるべきであり、長いこれからの人生でよりセックスを深く楽しめるようになったと捉える方が良いでしょう。 もちろん、手術が雑に行われてしまい傷跡が性感の邪魔をする場合もあります。ノーストクリニックならば経験豊富で技術の高い専門医が修正治療を行えますのでご相談ください。 また、無料カウンセリングを行っていますのでご自身の包茎の状態が気になる方、手術を検討しているものの不安がある方はぜひお気軽にお越しください。

監修者情報

東京ノーストクリニック田中泰吉総医院長

監修者 田中泰吉

東京ノーストクリニック 総院長

最終学歴
昭和49年 大阪医科大学医学部卒業
昭和49年 医師国家試験合格
職歴
平成02年 田中クリニック 開院
平成13年 東京ノーストクリニック 開院
平成24年 東京ノーストクリニック 総院長就任
平成27年 東京ノーストクリニック 梅田院 非常勤就任
著書
男のためのノースト最強治療法 | 田中泰吉 (著)

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