顔や身長など、身体的特徴は親と子で似るものです。それらと同じように「包茎も遺伝するの?」と疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。 今回は、包茎は遺伝するのかしないのか、包茎にならないための対策や包茎になってしまった場合の対処法について解説します。
包茎は遺伝する?しない?

現在、包茎で悩んでいて「そういえば父親も包茎だったかも…だから自分も包茎なの?」と昔の思い出を振り返りつつ、包茎は遺伝するのかしないのか気になっている人は多いのではないでしょうか。ここでは、包茎と遺伝の関係性について解説していきます。
身体的特徴は遺伝する
遺伝とは、親から子へその特徴が受け継がれる生命現象のことです。人のさまざまな特徴が記録された遺伝子によって、親の身体的特徴は子へ伝わります。たとえば、顔の形は遺伝的要素が強く親子で顔が似ます。顔以外にも手足の形、身長、髪質などさまざまな身体的特徴は遺伝によって子どもに伝わるものです。 また、生命現象だけでなく性格や言葉遣いなどが親子に似ている場合も「遺伝」という言葉を使うことがあります。もちろんこれらは後天的な影響の方が強いため、生命現象の遺伝とは別物であると言えます。
赤ちゃんの頃は誰もが包茎
生まれたばかりの男の子は誰もが包茎であるのが当たり前です。 国によっては、赤ちゃんや幼少期に包皮を切除して包茎を改善させる「割礼」の習慣を持つところもあります。割礼習慣がある国では、小さいうちから亀頭が露出している子がほとんどです。日本にはそのような習慣はありませんので、小さいうちは包茎であることが自然です。
成長とともに包茎は改善される
生まれたばかりの男の子は包茎ですが、成長とともに包茎は徐々に改善されていきます。 3~5歳位になると少しずつペニスが成長し始めます。そして小学生から中学生にかけてさらに身体が大きくなり、それに伴ってペニスも大きくなっていき包皮が剥けてくるようになります。 子どもの成長は個人差がありますので一概には言えませんが、成人するまでには真性包茎の人の割合はかなり少なくなるとされています。ただし、非勃起時には亀頭が包皮で覆われている仮性包茎の人はそれなりにいるようです。
包茎そのものが遺伝するわけではない
では、包茎は遺伝するものなのでしょうか。答えを先に言うと、包茎そのものが遺伝するわけではありません。 包茎とは、陰茎の長さに対して包皮が余っている状態のことです。もしペニスサイズが小さかったとしても、包皮とのバランスが整っているのであれば、亀頭は露出して包茎じゃないペニスになります。 また、ペニスが成長する段階で包皮をしっかり剥くことを習慣づけていると、陰茎や亀頭が包皮で邪魔をされずに成長しやすくなります。つまり、成長を利用する後天的な習慣によって、ある程度は包茎状態を改善できるのです。 そのため、遺伝が包茎を決定づけるものとは言い切れないわけです。
ペニスの大きさが遺伝して包茎になることがある
前述の通り、包茎そのものが遺伝することはありません。しかし、ペニスは身体の一部であることから、その大きさは親から子へ遺伝する可能性があります。遺伝によってペニスが小さい場合、成長に伴って亀頭と包皮の癒着が十分に解消されない、包皮よりもペニスが短くなってしまう、ということで結果的に包茎になってしまうことはあります。 つまり、包茎は遺伝によって決まるわけではありませんが、遺伝が影響することで包茎になる可能性が高まることもあると言えるでしょう。
包茎にならない・改善する方法
包茎が遺伝することはありませんが、遺伝的にペニスが小さい場合は包茎になる可能性が高まることがあります。では、包茎にならないまたは包茎になった場合に改善するにはどうしたらいいのでしょうか。
小さい頃から包皮を剥く
小さい頃から包皮を剥く習慣をつけると包茎になりにくくなります。 幼少期に亀頭を洗う目的で親が包皮を少しずつ剥いている場合、包皮と亀頭の癒着が剥がれやすくなります。包皮を剥いていると包皮口も広がりやすくなりますので、亀頭が露出しやすくなります。そのため、小さい頃から包皮を剥く習慣があると、成長に合わせて包茎が改善されやすい傾向にあります。
成長を妨げない
ペニスの成長を妨げないことも包茎にならないためには大切なことです。 前述の通り、ペニスは身体の成長とともに大きくなります。それに伴って亀頭も大きくなり、包皮口が広がっていき包皮が剥けるようになります。包皮と陰茎のサイズのバランスが最終的に整えば、亀頭が常に露出した状態になることでしょう。 そのためにも、締め付けの強いパンツを履かない、包皮を剥く習慣をつける、しっかり栄養を補給して質の高い睡眠をとるといった心がけをして、ペニスを十分に成長させることが大切です。
包茎手術
包茎手術は、包茎になってしまった成人以降の人におすすめの方法です。 ペニスの成長は長くて20歳くらいまでであり、それ以降は成長することはほぼありません。そのため、成人以降も包茎の場合はその後も自然に改善することはありません。 しかし、包茎手術によって余った包皮を物理的に切除してしまえば、成人後であっても包茎を改善できます。しっかり包茎が改善されれば包皮が後戻りするようなこともありませんので、手術後はずっと亀頭が露出した状態を維持できるようになります。
亀頭増大術
軽度の仮性包茎であれば亀頭増大術も包茎改善に有効な方法です。 亀頭増大術とは、ヒアルロン酸等を注入して亀頭を大きくさせる施術です。ふっくらした亀頭とカリによって余った包皮をせき止めやすくなりますので、軽度の仮性包茎の場合は改善できる可能性があります。亀頭のパワーアップと包茎改善の両方を求めている方におすすめです。 ただし、亀頭に注入したヒアルロン酸はいずれ体内に吸収されてしまいます。そのため、亀頭増大や包茎改善効果は永続的ではありません。また、真性包茎やカントン包茎などは亀頭増大術で改善できないのでご注意ください。しっかりと包茎を改善したいということであれば、包茎手術をおすすめします。
成人後に包茎を改善するなら東京ノーストクリニック
成人後にしっかり包茎を改善したいなら、東京ノーストクリニックへお越しください。
無料カウンセリングでお悩み相談
東京ノーストクリニックでは、無料カウンセリングを実施しています。 包茎の悩みは恥ずかしさもあって、家族や友人らなど親しい人にも相談しにくいものです。当院ではそんな患者さんの悩みに寄り添って、まずはしっかりお話を伺います。そしてペニスの形状やサイズを測定し患者さんのご要望を尊重したうえで、最善の治療法をご提案いたします。
一人ひとりにあった丁寧な施術
ペニスは患者さんごとに形やサイズ、非勃起時と勃起時の差には違いがあります。東京ノーストクリニックでは、熟練の医師が一人ひとりペニスを正確に把握したうえで切開デザインを決めます。そして仕上がりにこだわり、丁寧に施術を行います。 また、麻酔注射の前に表面麻酔を行う二段階麻酔を採用していますので、術中はもちろん注射針が刺さる痛みもありません。痛みに不安や恐怖心がある方も、安心して包茎手術を受けていただけます。
アフターケアで術後も安心
東京ノーストクリニックはアフターケアも万全です。24時間対応の電話相談窓口を設置していますので、術後に疑問や不安がある場合もいつでもご相談いただけます。全国35院のどの東京ノーストクリニックでも再診を受けられますので、万が一のトラブル時も安心です。
まとめ

今回は、包茎は遺伝するのかについて解説しました。 親から子へ包茎そのものが遺伝することはありません。しかし、身体的特徴であるペニスサイズは身長のように遺伝しやすいものです。そのため、ペニスの大きさが遺伝した結果として包茎になりやすい可能性はあります。本記事でご紹介した包茎にならないための対策やなった場合の対処法を参考に、満足できるペニスを目指していきましょう。