ペニスの裏筋は普段はそれほど意識しませんが、腫れてしまうと痛みやかゆみなどがあってつらい思いをしてしまうものです。「どうして腫れるの?」「腫れた場合はどうすればいい?」など疑問をお持ちの方は、ぜひ本記事をご覧ください。 今回は、裏筋が腫れる原因とその対処法について解説します。
裏筋が腫れてしまう原因とは
裏筋とは、亀頭の裏側と包皮の間につながっている筋状の組織のことで、陰茎小帯の俗称のことです。この裏筋が腫れてしまう原因について解説します。
裏筋のケガ
裏筋とは、陰茎と包皮をつないでいる筋状の組織です。包皮と同じように伸縮性があるため、ある程度は引っ張っても通常は問題ありません。しかし、ぶつかって強い衝撃が加わる、包皮を無理に引っ張る、爪などで引っ掻いてしまうといったことで裏筋が切れてしまうこともあります。 裏筋は切れてしまっても、触らないようにしていれば自然治癒します。しかし、傷口から細菌が侵入すると炎症を引き起こし、裏筋が腫れてしまうことがあります。股間は蒸れやすく雑菌が繁殖しやすいので、ケガをしたら清潔を保つようにしましょう。
亀頭包皮炎
裏筋が腫れる原因として亀頭包皮炎もあります。 亀頭包皮炎とは、細菌や真菌によって亀頭や包皮に炎症が生じてしまう病気のことです。亀頭包皮炎になると、炎症部分が腫れて痛みやかゆみなどといった症状が出ます。かゆいからといって爪などで引っ掻いてしまうと炎症が悪化したり、ケガをしたりします。 名前の通り亀頭や包皮に起きる炎症ですが、裏筋にも亀頭包皮炎が発症して腫れることがあります。
陰茎浮腫
裏筋が腫れる原因の一つとして、陰茎浮腫もあります。 陰茎浮腫とは、陰茎の皮膚にむくみが出て腫れてしまっている状態のことです。陰嚢の皮膚が浮腫んでいる場合は陰嚢浮腫、包皮が腫れている場合は包皮浮腫と呼びます。 心不全など血管の病気があると、下半身の血液が心臓に戻りにくくなるため、足や腰回りがむくみやすくなります。ペニスの包皮はよく伸びて皮下組織に緩みがあるため、下半身が浮腫むような状態の場合、陰茎のむくみが目立ちやすい傾向にあります。
性病
性病によって裏筋が腫れることもあります。 性病にかかるとペニスに腫れ、裏筋周辺も腫れや赤みが出ることがあります。腫れ・赤みが出やすいのは淋病やクラミジアで、初期に膿や排尿痛を伴うことが多いです。 また、ヘルペスや尖圭コンジローマなどもペニスに腫れやブツブツを引き起こす性病です。ヘルペスは赤みの強い腫れがあり、激痛があります。尖圭コンジローマは亀頭の先端部分などにイボができてしまうものです。
包茎
裏筋を腫れさせてしまう原因として、包茎も挙げられます。 包茎のペニスは亀頭が包皮で覆われているため、包皮内部に雑菌が繁殖しやすい状態です。亀頭や包皮内板の皮膚が薄く抵抗力が低いことから、性病リスクも包茎じゃないペニスよりも高いとされています。 このようなことから、包茎は亀頭包皮炎や性病を発症しやすく、裏筋を腫れさせやすいペニスの状態であるといえます。
裏筋が腫れた際の対処法
裏筋が腫れてしまう原因はおわかりになったことでしょう。では、裏筋が腫れてしまった場合、どうすればいいのでしょうか。以下でいくつか対処法をご紹介します。
清潔にして自然治癒を待つ
まずは患部を清潔にして自然に治るのを待ちましょう。 たとえば裏筋のケガによる腫れであれば、その程度にもよりますが、数日~1週間くらいで自然治癒します。しかし、ケガをした部分から細菌が侵入すると炎症が引き起こされ、腫れが長引くこともあります。雑菌がついた手で掻いてしまい、さらに炎症がひどくなることもあるかもしれません。 裏筋の腫れをなるべく早く改善するためにも、ペニスを清潔にして傷口から雑菌が入りこまないようにすることが大切です。
軟膏を塗る
裏筋に軟膏を塗るのも効果的です。 裏筋をケガしてしまった場合は、傷口を広げないようにすることが大切です。傷口を保護するためにも軟膏を塗ってみましょう。軟膏には殺菌効果があるものもありますので、傷口から雑菌が侵入するのを防ぐ効果も期待できます。 ただし、肌に合わないような軟膏だと逆に裏筋の腫れを悪化させてしまう可能性もあります。市販薬を購入する場合は薬剤師に必ず相談しましょう。また、市販薬では不安という場合は、泌尿器科を受診するのがおすすめです。
病院を受診する
裏筋の腫れがひどい、出血・化膿している、ずっと腫れが引かないといった場合は病院を受診しましょう。 出血・化膿がある場合は深い傷を負っている可能性があります。放置すると痛みやかゆみでつらい思いをしますし、腫れを悪化させることにもつながります。また、性病が原因である場合は放置していても治ることはありません。このようなことから、症状がひどい、腫れが引かないといった場合は速やかに病院を受診してください。
包茎を改善する
包茎を改善して、裏筋が腫れにくい環境を手に入れるのもよいでしょう。 前述の通り、包茎のペニスは不衛生になりやすく、性病や亀頭包皮炎にかかるリスクが高まります。包茎手術によって余分な包皮を切除すれば、ペニスを清潔に保ちやすくなりますので、病気になるリスクを大幅に低減可能です。裏筋の腫れを予防するためにも、包茎の方はぜひ包茎手術を検討してみてください。
包茎をしっかり治すなら東京ノーストクリニック
亀頭包皮炎や性病リスクの低減、裏筋の腫れを予防するためにも、包茎をしっかり治したいならば東京ノーストクリニックへご相談ください。
悩みに寄り添うカウンセリング
東京ノーストクリニックでは、患者さんの悩みに寄り添ってカウンセリングを行います。他人には相談しにくい包茎のお悩みも、知識・経験豊富な専門医がじっくりお伺いします。そして、患者さんのご要望を尊重したうえで最善の治療方法をご提案いたします。治療内容、治療にかかる費用についてしっかりご説明し、ご納得いただいてから治療を行いますのでご安心ください。
痛みがなく仕上がりにこだわる施術
包茎手術時の痛みについて気にされる方はとても多くいます。東京ノーストクリニックでは、注射の前に表面麻酔を行う二段階麻酔を採用していますので、麻酔注射時の痛みはありません。もちろん、麻酔がしっかり効いていますので、術中の痛みもありませんのでご安心ください。 施術は確かな技術と経験を持つ医師が、仕上がりにこだわって行います。患者さんのペニスの形状を正しく把握したうえで、なるべく傷跡が目立たないように処置いたしますのでお任せください。
万全のアフターケア体制
東京ノーストクリニックでは、24時間体制の電話相談窓口を設置しています。術後に不安や疑問が生じた際にも、男性カウンセラーが丁寧にお答えいたします。いつでもお気軽にご相談ください。また、全国35院展開しているすべての東京ノーストクリニックで再診を受けられます。万が一のトラブルがあった場合もご安心ください。
まとめ
今回は、ペニスの裏筋が腫れる原因とその対処法について解説しました。 裏筋は適度な弾力があって伸びる組織なので簡単に切れることはありません。しかしなにかの拍子にケガをすれば腫れや痛みが出ることもあります。また、亀頭包皮炎や性病などが原因で腫れることもあります。それらの病気にかかるリスクを低減させるためにも、包茎手術をぜひ検討してみてください。