包茎手術を受けたいと考えているものの、どれくらいの費用がかかるのかわからず迷っておられる方も多いのではないでしょうか。「まとまったお金が用意できない」「保険も使える?」といった不安や疑問もあるかもしれません。 今回は、包茎手術の費用相場や種類ごとの違い、支払い方法や保険適用の有無について解説していきます。
目次
包茎の種類と包茎手術の費用相場の関係
包茎手術の費用は包茎の種類によって変わります。包茎は種類によって包皮の状態が異なり、それに伴って手術の難易度も変わるためです。一般的に包皮口の締め付けがきつくなるほど難易度が高くなり、費用相場も高くなる傾向にあります。 包茎は、包皮の締め付け方によって「仮性包茎」「カントン包茎」「真性包茎」の3つの種類があります。 仮性包茎は包皮口が広く、自力で包皮を剥いて亀頭を露出できます。そのため包茎の症状としては深刻なものではなく、手術難易度も3種類の中では低くなるため、手術費用も抑えめとなる傾向があります。 カントン包茎は仮性包茎の一種ですが包皮口が狭く、無理に包皮を剥くと亀頭や陰茎が締め付けられます。そのため、仮性包茎よりも手術難易度が高く、費用も上がりやすくなります。 真性包茎は3種類の中で最も包皮口が狭い包茎です。そのため、手術難易度が高く費用も最も高くなります。 このように、包茎手術の費用相場は種類によって変動します。一般的には重度な包茎ほど費用が高くなりやすくなります。以下でそれぞれについて詳しく解説していきますので、ご覧ください。
包茎の種類ごとの包茎手術費用相場
包茎はその種類ごとに手術費用が変動します。以下で仮性包茎・カントン包茎・真性包茎それぞれについて解説していきます。
仮性包茎
仮性包茎は包皮口が広く締め付けもほとんどない包茎で、自力で包皮を剥くことができます。そのため包茎特有のデメリットも感じにくく、軽度の仮性包茎であれば日常生活を問題なく過ごすことができるでしょう。 手術についても難易度はそれほど高くありません。注意点としては、仕上がりを意識して除去する包皮の量を事前にしっかり計測・デザインした上で、精密に包皮を切除することです。 このように、仮性包茎は包皮口が広く包茎の中でも軽度な症状であり、手術も難しくありません。そのため、手術費用相場は包茎の中で最も安くなるのが一般的です。
カントン包茎
カントン包茎の包皮口の締め付けは個人差があり、仮性包茎よりちょっと締め付けられる程度の人もいれば、真性包茎くらいに締め付けが強い人もいます。仮性包茎の一種であり、自力で包皮を剥くことも可能です。ただし、締め付けが強いのに無理に剥いてしまうと、亀頭や陰茎が包皮口に締め付けられて、もとに戻らなくなるカントン状態になる可能性があります。この状態が続くと血流が滞り、うっ血や組織が壊死するかもしれないため、すぐに手術が必要です。 カントン包茎の場合は包皮の切除だけでなく、包皮口の締め付けによってはそれを広げる治療、絞扼除去が必要です。絞扼除去をする場合は手術難易度が仮性包茎より高くなるため、費用も上乗せとなります。費用相場としては仮性包茎より高くなりやすく、真性包茎より低くなりやすいイメージです。
真性包茎
真性包茎は最も包皮口の締め付けが強い包茎です。自力で包皮を剥くことができず、人によっても異なりますが、例えば症状が軽い人でも尿道口が見えるくらいまでしか剥けません。また、真性包茎の場合、癒着してしまっている場合があります。亀頭と包皮内板が一体化している状態で、無理に剥がそうとすると痛みが出たり出血したりする恐れがあります。このようなことから、真性包茎は日常生活に支障をきたしやすく、手術すべき包茎といえます。 包茎手術では包皮の切除や包皮口を広げる絞扼切除とともに、亀頭と包皮を剥がす癒着剥離が必要になる可能性があります。真性包茎はそれぞれの施術に費用がかかるため、トータルすると包茎の中でも最も手術費用の高くなります。
包茎手術は保険適用される?されない?
包茎手術は包茎の種類によって手術の難易度が異なるため、費用もそれぞれで変わります。仮性包茎が最も安く、真性包茎が最も高くなるのが一般的です。また、保険で補えるかどうかでも費用が変動します。もし保険適用できるのであれば、包茎手術費用を抑えることができるでしょう。 ただし、包茎手術は包茎の種類によって保険適用になる場合と、適用とならない場合があります。以下でそれぞれのケースについて解説しますので、参考にしてください。
保険適用されるケース
健康保険は「病気または日常生活に困難をきたす症状・状態」を改善する場合に適用となります。包茎手術の場合、この適用条件に当てはまるかどうかがポイントです。 例えば、真性包茎の場合は包皮を剥くことができません。そのため、包皮内部が不衛生になり炎症を起こしやすく、性病リスクも高まります。また、挿入時に包皮が引っ張られて痛みを感じてしまい、性行為を正常に行えない可能性も高いです。そういった理由から、真性包茎の場合は「日常生活に困難をきたす症状」として包茎手術で保険を適用できます。 カントン包茎の場合も、包皮が剥けてしまい亀頭が締め付けられて腫れているなどの場合は、保険適用にて手術を受けられます。
保険適用されないケース
では仮性包茎はどうでしょうか。結論からいうと、仮性包茎は保険適用で手術を受けられません。 前述の通り、保険適用のポイントは「病気または日常生活に困難をきたす症状・状態」であるかどうかです。仮性包茎は真性包茎と異なり、自力で包皮を剥くことができ、機能面で日常生活や性生活で困ることはありません。ほとんどは「見た目を改善したい」という審美的な理由で手術を希望されるのではないでしょうか。健康保険は日常生活が困難となる機能の改善であれば適用されますが、審美面の改善についてはカバーされません。そのような理由から、仮性包茎の手術では保険が適用されないのです。
保険での包茎手術はリスクあり?
包茎手術で保険が適用されれば自費診療と比べてかなり費用を抑えられます。しかし、保険適用による包茎手術には以下のようなリスクがあります。 ・手術痕が目立ちやすい ・手術をしたのに皮が余ってしまう ・包皮口の締め付け、勃起時のつっぱりなどの違和感がある なぜこのようなリスクがあるのでしょうか。それは、保険適用の手術は泌尿器科でしか行っていないことが関係しています。 泌尿器科とは、尿路系や生殖器系の診療科目です。包茎治療だけでなく下半身のことを幅広くカバーしています。つまり、自費診療の包茎クリニックと違って、医師が包茎に関して専門的知識を持っているとは限らないのです。また、泌尿器科で包茎手術を受ける人はそれほど多くなく、医師の経験や技術という面でもやや見劣りします。実際に、包茎手術に慣れていない医師が執刀する可能性も少なくありません。 このようなことから、保険適用で包茎手術をする場合、前述のようなさまざまなリスクが生じやすいのです。機能面の改善だけでなく、見た目にもこだわりたいとお考えならば、包茎手術は保険より自費の方がおすすめです。
包茎手術でかかるさまざまな費用について
包茎手術では手術そのものの費用の他にも、さまざまなことにお金がかかります。以下で、手術以外のその他費用をまとめましたので参考にしてください。
消費税
保険適用の場合は非課税取引であり、消費税はかかりません。自費診療の場合は診察費、手術費、麻酔代などの費用に消費税が加算されます。
初診料・再診料
初めての受診では初診料、2回目以降の受診では再診料がかかります。また、クリニックによってはカウンセリングにも費用がかかる場合があります。逆に、初診料・再診料は手術費用に含まれ、カウンセリング料は無料としているクリニックもあります。事前に確認しておきましょう。
検査費用
クリニックによっては、身体の健康状態を調べるために事前検査をすることがあります。包茎手術は包皮を切除する外科手術であるためです。事前検査によって異常が発覚した場合、安全面を考慮して手術が断られる場合もあります。
キャンセル料
手術を予約したにもかかわらず、キャンセルした場合に発生する可能性があります。例えば、2週間前までのキャンセルであれば無料、それ以降は手術費用の半額分のキャンセル料がかかるといったものです。クリニックによって異なるため、事前にキャンセル料について確認しておきましょう。
麻酔代
包茎手術時の痛みを抑えるために行う麻酔の費用です。基本的には手術代に含まれるため、別途請求されることはほぼありません。ただし、クリニックによっては別途請求する場合もあります。また、ほぼ寝ている状態で痛みをまったく感じない静脈麻酔をする場合は、オプション料金がかかる場合もあります。
処方薬
包茎手術中は麻酔をするため痛みはほぼありません。しかし手術後は包皮を切除した部分に痛みを感じたり、違和感が出たりすることがあります。また、傷口が膿んでしまう可能性もあります。それを抑えるために、鎮痛剤や抗生物質などの処方されたお薬をもらうのに必要な費用です。
オプション料金
保険適用の手術であれば包皮を切除するだけで終わりです。しかし自費診療の場合は、さまざまなオプションをつけられます。例えば通常の手術より仕上がりを良くするオプションなどがあります。オプションをつけなくても包茎を改善できますが、気になる場合は医師に相談してみましょう。
亀頭増大などその他費用
手術によって包茎を改善するついでに、ペニスもパワーアップしたいという方もいることでしょう。その場合、亀頭増大やシリコンボール挿入などの手術を受けることも可能です。他にも、ペニスのブツブツ除去(フォアダイスなど)を行ってペニスの見た目を良くする手術もあります。それぞれ包茎手術とは別に費用がかかるので、医師に相談してみてください。
包茎手術の費用の支払い方法
包茎手術は自費診療で、オプションもつける場合は数十万円かかる場合もあります。保険適用でも数万円かかるため、費用をすぐに用意できない方もいるかもしれません。以下で、現金一括払いを始め、いくつかの包茎手術の費用支払い方法をご紹介します。
現金一括払い
どのクリニックでも現金支払いが基本です。現金一括払いは以下で説明するクレジット払いなどと違い、手数料がかからないことがメリットです。包茎手術にかかる費用は事前に説明がありますので、現金で一括払いする場合は手術日までに用意しておきましょう。
クレジットカード払い
クリニックによってはクレジットカード払いに対応しています。すぐに現金は用意できないけど、今このタイミングで包茎を改善したい、という方に向いています。 一括払い、ボーナス払い、2~24回の分割払いなどから支払いを選択可能です。注意点としては、クリニックによって利用できるカード会社が異なることです。JCB、VISA、マスターなど、どのカード会社に対応しているのか事前に確認しておきましょう。また、分割での支払いはカード会社に支払う手数料分が上乗せされることが多いのでお気をつけください。
銀行振込
銀行振込に対応しているクリニックもあります。大金を持ち歩くことを避け、銀行を通して確実に支払いたい、といった方に向いている方法です。 クリニック側が指定する銀行口座へ事前振込、または手術後に振り込みます。銀行振込の場合は振込手数料がかかります。
医療ローン
高額医療を受ける場合に便利なのが医療ローンです。包茎手術もクリニックによっては医療ローンに対応している場合があります。医療ローンはクレジットカード払いよりも分割回数を多くできるため、月々の費用負担が軽くなるのがメリットです。ローン会社にもよりますが48回、60回、84回などの分割が可能です。もちろんローン回数が多ければその分だけ手数料も増えます。 また、医療ローンを利用する場合はローン会社の審査が必要で、身分証・銀行印・銀行口座番号(引き落とし用)なども準備しなければなりません。審査には10~20分ほどかかり、通ればそのまま即日融資されて包茎手術費用を支払えます。
ノーストクリニックの包茎手術費用
東京ノーストクリニックでは包茎手術費用や亀頭増大術、ブツブツ除去などの費用を患者さんへ明確にご提示しています。手術内容についても事前にしっかりご説明し、患者さんが納得されてから手術を行います。もちろん、追加で高額請求するようなことはありません。また、カウンセリングやアフターサービスは無料で行っています。いつでもお気軽にご相談ください。 以下で、ノーストクリニックの包茎手術費用やその他費用を紹介します。
包茎手術料金
ノーストクリニックは包茎の種類によって手術費用は変わりません。仮性包茎・カントン包茎・真性包茎、どのタイプであっても一律です。包茎についての高い専門知識と技術を持つ医師が、仕上がりにこだわって手術を行います。 ノーストクリニックの包茎手術は保険適用ではなく自費診療です。また、他院で受けた包茎手術に納得されていない患者さんに向けて、修正再手術も行っていますのでお気軽にご相談ください。 環状切開術 66,000円(WEB1万円割引適応後) 修正再手術 140,000円 ※いずれも税込価格です
美容形成術
包茎手術をしたことがわからないようにしたいという方は美容形成術をご検討ください。33年の実績を誇るノーストクリニック独自の技術を駆使して、患者さんの包茎の症状に合わせて自然な仕上がりを実現します。一人ひとりのご希望や症状に合わせた治療となるため、料金には個人差があります。治療内容や料金については事前にご確認ください。 美容形成術 33,000円~385,000円 ※税込価格です
亀頭増大・強化
ヒアルロン酸などを注入して亀頭を増大させる治療です。先細りで悩んでいる方、たくましい見た目になりたい方、大きな亀頭で満足できる性行為をしたい方などに向いています。安全で質の高い製剤を用いますのでご安心ください。 ヒアルロン酸 110,000円 スーパーヒアルロン酸 220,000円 アクアミド 198,000円 ベビーコラーゲン 220,000円 ※いずれも税込価格です ※注入量により金額が変わります
ブツブツ除去
亀頭やその周囲にできたブツブツを除去して、きれいなペニスにしたい方におすすめの手術です。亀頭にできるブツブツにはフォアダイスとコンジロームがあります。フォアダイスは感染性のない生理現象であり、治療しなくても問題はありません。ただし見た目はあまり良くありません。コンジロームは痛みやかゆみのないトサカのようなイボができます。性行為によって感染する性感染症であり、治療が必要です。 フォアダイス焼灼 44,000円~319,000円 コンジローム焼灼 99,000円~649,000円 ※いずれも税込価格です ※焼灼・除去範囲によって金額が変わります
ノーストクリニックの包茎手術の特徴
包茎手術は頼れる専門医のいるクリニックで行うのがベストです。また、まとまったお金がない場合でもクレジットなどの支払い方法が選べれば、気軽に手術を受けられます。 ノーストクリニックの包茎手術の特徴をご紹介しますので、ぜひご検討ください。
明朗会計で支払い方法を選べる
ノーストクリニックはすべての治療で、事前に明確にかかる料金を患者さんにお伝えしています。また、患者さんの包茎のお悩みを1日でも早く解決して差し上げたいという想いから、さまざまなお支払い方法をご用意しています。 当日の現金支払いはもちろん、銀行振込、クレジットカード、医療ローンなどご自身に合ったものをお選びいただけます。医療ローンは頭金・保証人不要で最高84回払い、月々5,000円からお支払い可能です。学生の方や携帯電話しかお持ちでない方もご利用いただけます。 さまざまなお支払い方法がありますので、経済的な事情により包茎手術を諦めていた方も、ぜひご相談ください。
確かな実績・技術を持つ医師が手術を担当
ノーストクリニックは開業から33年、症例実績は12万件を誇る包茎治療に特化したクリニックです。専門知識を持たない泌尿器科医と比べ、包茎を専門に取り扱ってきましたので、在籍する医師は経験・知識・実績ともに豊富です。そして高い技術をもって仕上がりにこだわり、患者さんの包茎のお悩みを解決します。
無料カウンセリングで丁寧に説明
ノーストクリニックは患者さんに気軽にご相談に来ていただけるように、無料カウンセリングを行っています。患者さんのお悩みをじっくり伺い、ご希望や症状に合わせた最適な治療をご提案いたします。事前に治療内容やかかる費用について丁寧にご説明しますので、ご安心ください。
痛みに配慮して手術を行う
「手術は怖い…」と思われ、包茎手術に恐怖がある方もいるかもしれません。ノーストクリニックでは2段階麻酔を行って痛みに配慮した手術を行っています。まず、麻酔注射を打つ部位に事前に表面麻酔をします。この時点ですでにペニスを触ってもほぼ何も感じません。さらに極細の注射針を使用して麻酔薬を注入します。持続性の麻酔ですから、手術中・手術後数時間は痛みを感じません。鎮痛剤も処方いたしますので、ご自宅に帰られてからも安心です。
アフターケアも万全で安心
ノーストクリニックで包茎手術を受けられた方へのアフターケアも万全です。術後の生活上の注意点や処方薬の使用法を丁寧にご説明します。術後何か問題があれば、当院のフリーダイヤルにおかけください。24時間いつでも患者さんのお悩みを伺い、適切なアドバイスをいたします。また、ノーストクリニックは全国に33院開院しています。緊急のトラブルがあった場合も、お近くのノーストクリニックにご相談いただければすぐに対処いたしますのでお任せください。
まとめ
今回は包茎手術の費用相場や支払い方法、そして保険適用の有無について解説しました。 一般的に包茎手術の費用相場は仮性包茎が最も低く、カントン包茎・真性包茎の順番で高くなります。これは手術難易度が上がるためです。費用を抑えたいのであれば泌尿器科等で保険適用により手術を受けることもできます。ただしカントン包茎や真性包茎のみで、仮性包茎は適用になりません。また、医師の技術力が低いことが多く、仕上がりには期待できない点はご注意ください。 ノーストクリニックでは、包茎の種類に関わらず、包茎手術はWEB割引適用で66,000円(税込)です。オプションで手術したことがわからないくらい見た目を美しくする美容形成術もございます。他にも、亀頭増大術やシリコンボール挿入術などもございますのでご検討ください。 お支払い方法は現金払い、クレジット、銀行振込、医療ローンに対応しています。経済的事情により包茎手術を諦めていた方も、ぜひこの機会にノーストクリニックにご相談くださいましたら幸いです。