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包茎手術後の経過や生活上の注意点・セルフケアを解説

包茎手術は痛みもほとんどなく安全性の高い手術です。しかし包茎手術後すぐに激しい運動をしたり性行為をしたりすると、傷口が開いて治りにくくなります。傷の治りを良くするためには、包茎手術後の生活上の注意点を守り、適切なセルフケアをしましょう。 今回は、包茎手術後の治癒の経過、生活上の注意点とセルフケアについて解説します。

包茎手術後の傷の治り方

包茎手術後、傷はどのように治っていくのでしょうか。痛みや腫れ、出血の具合なども含めて、詳しく解説していきます。

術後数日

術後すぐは麻酔が効いているため痛みを感じませんが、ご帰宅する間またはご帰宅後に徐々に痛みが出始めます。包帯がにじむような出血が多少ありますが、滴り落ちるようなことはありません。翌日以降は徐々に痛みがおさまってきますが、やはり包帯がにじむような出血はあります。また、ペニスがやや腫れてくるようになります。これは、切除部分を治癒するために起こる生体反応なのでご安心ください。数日すると腫れはおさまってきます。

術後1週間

包茎手術後数日と比べると、術後1週間は痛みや腫れ、出血がだいぶ落ち着いてくることでしょう。もちろん、多少の出血や痛みはありますので、包帯の交換や痛み止めの服用などを適切に行ってください。 見た目は傷口がかなり塞がってきていますので、「もう治ったかも?」と思うかもしれません。しかし、実際には傷は完全に治癒しているわけではありませんので、激しい運動や性行為は控えるようにしましょう。ここで無理をしてしまうと、傷の治りが悪くなってしまいます。

術後2~4週間

包茎手術後から2週間くらい経つと、傷口はほぼ塞がってきます。ですが、人によっては、傷口から浸出液や出血が出てくることもあります。包茎手術当日~数日のころと比べて、痛み・腫れ・出血が酷くないようであれば、気にすることはありません。 包茎手術から3週間くらいすると傷口は塞がります。ただ、切除した部分には赤みがあったり表面がジクジクしたりする場合もあります。そこからさらに1週間、包茎手術から4週間くらい経つと傷口はしっかり塞がってきます。もちろん個人差はありますが、このころから激しい運動や性行為が可能となります。 縫合糸についてはだいたい2~3週間で抜糸するのが一般的です。東京ノーストクリニックでは溶ける縫合糸を使用しますので、抜糸のための通院は不要です。

包茎手術後の生活上の注意点

包茎手術後、「お風呂はいつ入れる?」「運動はできる?」「性行為はいつから可能?」といった疑問をお持ちの方もいることでしょう。以下で、包茎手術後の生活上の注意点について解説します。

トイレ

包茎手術後、排尿についてはまったく問題ありません。ただし、包茎手術によって亀頭が露出した状態になります。包皮に亀頭が覆われていた状態とは異なる軌道で尿が出るため、うまくコントロールできない場合もあります。思わぬ軌道で尿が出て、焦って飛び散らせてしまうこともありますのでお気をつけください。トイレや服を汚さないためにも、包茎手術後すぐのトイレでは、便座に座って排尿することをおすすめします。

シャワー・入浴

包茎手術後、シャワーについては当日でも可能です。ただし、患部にはシャワーを当てず、なるべく濡らさないようにご注意ください。心配な場合は、ご来院前にシャワーを浴びていただき、当日は控えるという方法もあります。 翌日以降は、軽くすすぐ程度であれば患部もシャワーで流してもらってかまいません。包茎手術後、3~4日くらい経ってからはボディーソープを使って優しく揉み洗いすることができます。 湯船に浸かれるのは、包茎手術後1~2週間くらい経ってからです。人によって傷の治り方が違いますので、状態をみながらお入りください。また、入浴の際には熱いお湯に浸かる、長風呂をするなどはお控えください。血行が良くなりすぎると出血や腫れを引き起こす可能性があるためです。

下着

包茎手術後の下着は基本的には自由ですが、ブリーフをおすすめします。ペニスを固定しやすく、無駄な動きを防いで、より安静な状態にできるためです。 また、傷の治りを良くするためには、なるべく乾燥させることが大切です。夏場などたくさん汗をかく場合には、下着を適度に取り替えることをおすすめします。たとえば職場にブリーフを数枚持っていって、休憩中などにトイレや更衣室で交換しましょう。 包茎手術後1週間くらいすれば、傷口がある程度塞がり始めます。そのため、下着はお好きなものを着用ください。

運動や仕事

包茎手術後すぐは激しい運動はお控えください。傷口の治りが悪くなったり、仕上がりが悪くなったりする恐れがあります。包茎手術後1週間くらいすれば、軽い運動であれば問題なく行えます。より激しいスポーツなどについては、傷口がしっかり塞がる包茎手術後3~4週間くらいを目安にしてください。 仕事については、基本的に制限はありません。ただし、デスクワークで長時間座るなど、股間に負担がかかりやすい状態が続く場合は、こまめに立ち上がるなどして負担を軽減しましょう。

飲酒・喫煙

飲酒や喫煙については禁止ではありません。しかし包茎手術後ある程度経って、傷口が治るまではお控えいただいたほうが無難です。 飲酒すると血行が良くなり、出血しやすい状態になります。場合によっては血液が溜まってしまい血腫を起こす可能性もあります。また、飲酒によって免疫力が低下することもあり、傷口の細菌感染リスクを高めることもあります。そのため、できる限り飲酒は控えたほうが良いでしょう。 喫煙は血行を悪化させてしまい、傷の治りを遅くする可能性があります。なるべく早く、そしてきれいに傷を治したいとお考えなら、包茎手術後の喫煙は控えましょう。

性行為

性行為や自慰行為は、包茎手術後4週間は禁止です。 包茎手術後1週間くらいで痛みや腫れがおさまり、2~3週間すると傷口が塞がってきます。ですが、まだ塞がっただけで内部組織はまだまだ弱い状態です。皮膚も薄い状態ですので、性行為や自慰行為による強い刺激が加わると、塞がった傷が開くなどのリスクがあります。 包茎手術後4週間くらい経てば、皮膚も厚みを増してきますので性行為・自慰行為を行えるようになります。ただし、まだ完全に治ったわけではありませんので、激しい行為は控えたほうが無難です。 また、朝勃ちなど無意識の勃起であれば問題ありません。

包茎手術後のセルフケア

包茎手術後、傷をなるべく早く治すためにはセルフケアを適切に行うことが大切です。 包茎手術後すぐは痛みや腫れがあります。そのため痛み止め等の処方薬を適切に使用しましょう。痛み止めには鎮痛作用とともに炎症を抑える効果もありますので、痛み・腫れを抑えやすくなります。 包茎手術後、包帯は患者さんご自身で交換していただきます。患部は適度な乾燥と清潔を保つことが大切ですので、包茎手術後すぐはこまめに交換しましょう。包帯のやり方はそれほど難しくはありません。ご自宅でもセルフケアできるように、わかりやすくご説明しますのでご安心ください。 包茎手術後、セルフケアや傷の治り具合など不安や疑問がありましたら、いつでもご相談ください。

東京ノーストクリニックなら包茎手術後も安心

東京ノーストクリニックでは、患者さんが満足できる包茎手術をご提供しています。丁寧な施術やアフターフォローがありますので、包茎手術後も安心です。

万全のアフターフォロー体制

包茎手術後、男性スタッフから包帯の巻き方や痛み止めの使い方などのセルフケアについてご説明します。わからないことや不安なことがありましたら、24時間電話対応していますので、いつでもご相談ください。 また、「激しい運動で傷口が開いた」といった包茎手術後のトラブルがありましたら、すぐにご連絡ください。東京ノーストクリニックでは、全国35院どこででも再診を受けていただけます。適切かつ速やかに処置をいたしますのでご安心ください。

包茎手術後の通院は不要

東京ノーストクリニックでは、溶ける縫合糸を使っています。 泌尿器科などでは、ナイロン製の糸を使って縫合しています。そのため、包茎手術後2~3週間くらいしたら抜糸のために通院が必要です。抜糸は必要なことですが、「また通院するのか……」と面倒臭さを感じてしまうものでしょう。 当院では、溶ける縫合糸を使って傷口を縫合しますので、抜糸のための通院は必要ありません。包茎手術後2~3週間、傷口が塞がってくるとポロポロと糸が落ちていきます。自然に取れていきますので、無理に引っ張るようなことはしなくて大丈夫です。

仕上がりにこだわった施術で経過も順調

東京ノーストクリニックでは、仕上がりにこだわって施術を行います。 当院は創業から33年の老舗クリニックで、症例実績12万件以上を誇っています。全国でも有数の症例件数があるということは、それだけ包茎手術に精通しており、専門的知識・経験はもちろん、高い技術も持っている証拠です。 在籍する医師は包茎手術の経験豊富な医師ばかりです。患者さんのペニスにあわせ、傷口がなるべく目立たないように精密な施術を行います。縫合も丁寧に行いますので、術後の経過も順調で、傷の治りも良くなりやすいです。 手術前には無料カウンセリングでじっくりお話を伺いますので、疑問や不安がありましたら、どんなことでもご相談ください。安心して包茎手術を受けられるように、丁寧にご説明いたします。

まとめ

今回は、包茎手術後の経過や生活上の注意点、そしてセルフケアについて解説しました。 包茎手術は術中の痛みがなく、安全性の高いものです。手術後も注意点さえ守れば、普段通りの生活を送っていただけます。傷の治りをできる限り早く、良くするためにも、本文中の注意点をお守りいただくようお願いいたします。

監修者情報

東京ノーストクリニック田中泰吉総医院長

監修者 田中泰吉

東京ノーストクリニック 総院長

最終学歴
昭和49年 大阪医科大学医学部卒業
昭和49年 医師国家試験合格
職歴
平成02年 田中クリニック 開院
平成13年 東京ノーストクリニック 開院
平成24年 東京ノーストクリニック 総院長就任
平成27年 東京ノーストクリニック 梅田院 非常勤就任
著書
男のためのノースト最強治療法 | 田中泰吉 (著)

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