子宮頸がんは子宮にできるがんであり、女性特有の病気です。しかし意外なことかもしれませんが、男性の包茎と関係性が深いと言われています。「女性の病気なのにどうして包茎が関係するの?」そう疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。 今回は、子宮頸がんとはどのような病気なのか、子宮頸がんと包茎の関係性、子宮頸がんの予防対策について解説します。
子宮頸がんの原因と症状
子宮頸がんは女性特有のがんです。子宮頸がんになる原因は何なのか、どのような症状があるのかを以下で解説します。
子宮頸がんとは
子宮頸がんとは、子宮がんの中でも子宮頸部と呼ばれる部位にできる女性特有のがんのことです。子宮がんには、子宮体部にできるものもありますが、ほとんどは子宮頸部にできる傾向にあります。子宮頸がんは、乳がん・大腸がん・肺がん・胃がんなどについで多いがんとされ、主に20~40代にかけて発症するケースが多いと言われています。そのため、女性にとっては比較的身近な病気といえます。
子宮頸がんの原因
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で発症すると言われています。HPVはありふれたウイルスであり、多くの場合は免疫によって排除されて問題になることはありません。しかし、免疫力の低下などによってウイルスが排除できない場合、長い年月をかけて子宮頸がんを発症させてしまいます。 HPVの感染経路としては、性行為またはそれに準ずる行為によることがほとんどです。性行為の経験がある女性の多くはHPVに感染すると考えられています。前述の通り免疫によって排除されることがほとんどですが、免疫低下により排除できないケースもあります。そのため、定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。
子宮頸がんの症状
子宮頸がんは、その初期においてはほとんど自覚症状がないと言われています。しかし進行すると、異常に増えるおりものや不正出血、下腹部痛、排尿痛、性交痛などがでてきます。
子宮頸がんと包茎には関係がある?
子宮頸がんは女性特有のがんですが、実は男性の包茎と関係が深いと言われています。具体的にどのような関係性があるのか、以下で解説します。
包茎は性病にかかりやすい
包茎の男性は性病にかかりやすい傾向にあります。包皮内部が不衛生になりやすいこと、亀頭の皮膚が薄く傷つきやすいことなどがその理由です。包茎の方が特に気をつけたいのが、尖圭コンジローマという性病です。尖圭コンジローマはHPVが原因で引き起こされる性病であり、性行為やそれに準ずる行為(口淫など)によってパートナーにウイルスを感染させてしまう可能性があります。 前述の通り、HPVは子宮頸がんの原因ウイルスです。尖圭コンジローマであるにもかかわらず性行為を行えば、女性に感染させる可能性が高まります。女性側の免疫力が高く排除できれば問題ありませんが、排除できなければ子宮頸がんを発症させてしまいます。そのため、男性はパートナーのためにも、自身の性病予防はもちろん、性病になったら速やかに治療することが大切です。
包茎と子宮頸がんのリスクを高める
包茎の方は性病にかかりやすく、HPVが原因である尖圭コンジローマに感染しやすい傾向にあります。また、「The New England Journal of Medicine」という総合医学雑誌に掲載された「Male Circumcision, Penile Human Papillomavirus Infection, and Cervical Cancer in Female Partners(男性の包皮環状切除,陰茎ヒトパピローマウイルス感染と女性パートナーにおける子宮頸癌)」という論文によれば、包茎は子宮頸がんリスクを高めることが示唆されています。 逆に、包茎でないことで、パートナーの子宮頸がん発症リスクを抑えるのにある程度の効果があるとしています。 つまり、パートナーのことを考えるならば、包茎を改善することが望ましいと考えられるわけです。
子宮頸がんの予防対策
子宮頸がんを予防する方法をいくつかご紹介します。
コンドームの使用
子宮頸がんの予防法として効果的な手段の一つが、性行為時にコンドームを着用することです。コンドームは避妊効果が高いだけでなく、パートナー間の性病感染リスクを大きく低減します。そのため、HPVウイルスに感染していても、コンドームを活用すれば予防しやすくなるのです。大切なパートナーのためにも、ぜひ男性側からコンドームの着用を申し出ましょう。
HPVワクチンの接種
HPVワクチンの接種は子宮頸がん予防に効果的とされています。HPVワクチンは、性行為を経験する前、小学6年生から高校1年生頃までに2回接種するとより有効であるとされています。ですが、すでに性行為の経験を持つ成人女性でも問題ありません。ワクチン接種により未感染のHPVに対する感染予防効果が期待できます。
子宮頸がん検診の受診
子宮頸がんの予防・早期発見のためには、定期的な検診を行うことが大切です。前述の通り、HPVは性行為の経験を持つ女性であればほとんどが感染するウイルスです。多くの場合は免疫によって排除されるとはいえ、万が一のこともあります。2年に1度くらいのペースを目安に受けることがおすすめです。パートナーのためにも、男性側から子宮頸がん検診をすすめてあげてください。
包茎手術を受ける
包茎手術を受けることは、男性側ができる子宮頸がん予防の一つです。前述の通り、包茎のペニスは子宮頸がんリスクを高めると考えられています。また、包茎だと不衛生になりやすく、尖圭コンジローマをはじめさまざまな性病にかかりやすい傾向にあります。子宮頸がんだけでなく、その他の性病リスクもできる限り低減するためにも、包茎手術を検討してみてください。
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まとめ
今回は、子宮頸がんと包茎の関係性について解説しました。子宮頸がんはHPVウイルスが原因で引き起こされる女性特有のがんです。HPVは性行為によって感染することがほとんどであり、女性のがんではあるものの包茎との関係性が深いのが特徴です。パートナーの健康を守るためにも、コンドームの使用やリスクを高める包茎を改善することをおすすめします。より安全に、より自然な仕上がりをご希望でしたら、症例実績12万件を誇る東京ノーストクリニックにご相談ください。