「包茎は高校生のうちに治療すべき?」「高校生でも治療を受けられるの?」という疑問を持っている高校生やその親御さんは意外と多くいらっしゃいます。 今回は、高校生が包茎治療を受けるメリットやデメリット、おすすめの包茎クリニックをご紹介します。
目次
高校生になったら知っておきたい包茎の種類
高校生になれば、おしゃれに目覚め始めたり異性を強く意識したりするようになるものです。そのためか、自分のペニスに対する興味も強くなり始めます。 「亀頭が露出していないけど…包茎?」「自分はどんな包茎なの?」という疑問を解決するためにも、まずは包茎の種類について学んでいきましょう。
真性包茎
真性包茎とは非勃起時・勃起時いずれの場合も包皮を剥くことができない状態の包茎です。 真性包茎になる原因は様々で、包皮口が狭い場合や、亀頭と包皮が癒着している場合、または両者が複合している場合があります。いずれにせよ、痛みが出てしまうため、手で無理やり剥いたりするのはやめましょう。 真性包茎は包皮を全く剥くことができないため、様々なデメリットがあります。入浴時にしっかり洗えないため、不衛生になって強い臭いを発することや、修学旅行で同級生に見られるのが恥ずかしいといったものです。他にも、包皮炎や性感染症になりやすかったり、性行為時に痛みが出やすかったりするのもデメリットです。
カントン包茎
カントン包茎とは、包皮を無理やり剥いてしまい、亀頭が包皮口によって締め付けられる状態のことです。 カントン包茎になる原因は包皮口がとても狭いことにあります。包皮口が狭いため、通常は包皮を剥くことができないのですが、勃起時や自慰行為時に何らかの勢いが加わってズルっと剥けてしまうことがあります。カントン包茎はとても危険であり、大切なペニスを失う可能性があるため、速やかな処置が必要です。また、包皮口が狭く勃起時に痛みがあるような状態も、なるべく早く改善するのが望ましいといえるでしょう。
仮性包茎
仮性包茎とは、非勃起時は亀頭が包皮で覆われていますが、勃起したり手を使ったりすれば包皮を剥くことができる状態の包茎です。 真性包茎やカントン包茎ほどのデメリットはないため、そのままであっても大きな問題になることはありません。ただし、包皮内部に恥垢が溜まりやすいので、入浴時にはしっかり洗うようにしましょう。また、亀頭が刺激に弱く、早漏になりやすい傾向にあることも覚えておいてください。
高校生が包茎治療を受けるメリット
高校生が包茎治療を受ける場合、どのようなメリットがあるのか解説します。
コンプレックスが解消される
包茎治療をすれば、コンプレックスが解消されます。 男性にとってペニスは大切な身体の一部であるとともに、シンボルでもあります。そのため、幼く見えやすい包茎のペニスに対してコンプレックスを感じる方も少なくありません。特に高校生の場合は修学旅行や部活の合宿などで、大人数で入浴する機会があります。その際に、包茎であることを馬鹿にされてしまうと、精神的にかなりつらくなり、落ち込んでしまうことでしょう。 しかし、包茎治療をすれば、そうしたコンプレックスに悩まされることはなくなります。
衛生的になり臭いも減る
包茎治療をすれば嫌な臭いも改善します。 高校生は新陳代謝が激しく、1日すればそれなりに体臭が出てきます。夏場に運動をすれば、半日と持たずに体臭が出ることでしょう。特に股間は蒸れやすく汚れやすい部位です。さらに包茎であったとしたら、かなりの臭いを発する恐れがあります。 しかし、包茎治療をすれば、亀頭と包皮の間に汚れが溜まりにくくなりますし、入浴時にしっかり洗えるようになります。そのため、衛生的になって嫌な臭いもかなり減らせるようになります。
早漏改善につながる可能性がある
包茎治療は早漏改善にもつながる可能性があります。 高校生だとまだ早いかもしれませんが、将来的にはパートナーと性行為を行う機会も出てきます。最初のうちは緊張や嬉しさもあって、射精までの時間は早くなるかもしれません。慣れてくればそのうち、お互いに満足できる時間を過ごせるようになるでしょう。 しかし、包茎だと性行為そのものに慣れたとしても、亀頭が敏感すぎて早漏になる可能性があります。何度試しても射精をコントロールできなければ、がっかりするだけでなく、ストレスによりEDになる可能性すらあります。 しかし包茎治療をすれば、亀頭が常に露出するようになり、早漏も改善されやすくなります。将来のパートナーとの時間のために、大きなメリットとなるのではないでしょうか。
高校生が包茎治療を受けるデメリット
高校生が包茎治療を受ける場合、どのようなデメリットが想定されるのか、以下で解説します。
親権者の同意が必要である
高校生が包茎手術する場合、親権者の同意が必要です。クリニックによるかもしれませんが、カウンセリングのみであっても、基本的には親権者の同意がなければ受けられません。 ちなみに、2022年4月より、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。そのため、18歳であるならば、親権者の同意や同伴なく、カウンセリングや包茎治療を受けることは可能です。18歳以下の高校生の場合は、必ず親権者の同意書を持参してクリニックに行きましょう。
費用が高い
包茎手術は自費診療で行う場合、費用が高くなりやすいです。そのため、高校生にとっては負担となることでしょう。もちろん、保険診療でも包茎手術を行えますが、手術痕が残りやすいため、あまりおすすめできません。
体育の授業や部活への影響
包茎手術をすると、授業や部活に影響するかもしれません。 包茎手術そのものは、日帰りでできます。入院の必要もなく、吸収糸を使った縫合であれば抜糸のための通院も不要です。ただし、術後数週間は激しい運動がNGになります。そのため、体育や運動系の部活をすることは基本的にできません。先生や同級生に事前に手術をすることを伝えて休む必要があることを伝えておきましょう。そのような必要がない場合は、特に問題なく学校生活を送ることができるでしょう。
高校生でも治療すべき包茎の種類とは?
仮性包茎であれば問題ありませんが、以下のような包茎の種類であれば、高校生でも治療をぜひご検討ください。
真性包茎
真性包茎はできるだけ早く改善したい包茎の種類です。 ペニスの身体の成長に合わせて大きくなります。つまり高校生のうちは、まだまだサイズアップの可能性があるわけです。しかし、亀頭が包皮で覆われていれば、成長は阻害されやすくなります。将来的に続くデメリットになりやすいため、可能であれば治療した方がよいでしょう。
カントン包茎
カントン包茎は速やかに処置すべきです。前述の通り、亀頭が圧迫されてうっ血し、最終的に組織が壊死する恐れがあります。若くして大切なペニスを失う可能性があるため、元に戻らなくなってしまったのならばすぐに医療機関を受診しましょう。
その他の状態
包茎であることに強いコンプレックスがある、包茎のせいでいじめにあっている、といった理由があるならば、ぜひ包茎治療を受けましょう。治療して包茎が改善されれば、それらの悩みは解消され、楽しく生活を送れるようになります。
高校生の包茎の自力改善は危険です
インターネット上に流れてくる広告の中には、自力で包茎を矯正するグッズなどが紹介されています。包茎を治せそうな煽り文句が書かれていますが、そうした商品は医学的根拠のないものばかりです。むしろ、ペニスに悪影響を与えるリスクがあるため、おすすめできません。 また、包皮口が狭いからといって無理やり広げたり、癒着した包皮を無理に引きはがしたりするのもやめましょう。裂傷により出血が止まらなくなるリスクがあります。
高校生の包茎治療は安心のノーストクリニックへご相談を
高校生で包茎治療に興味がある、包茎を改善したいとご希望でしたらノーストクリニックにご相談ください。当院は創業から33年、症例実績12万件以上を誇る老舗のクリニックです。幅広い年齢の方の治療実績があり、もちろん10代の方の治療も数多く行ってきました。熟練の医師が仕上がりにこだわり、なるべく傷跡が目立たないように包茎手術を行います。
まとめ
今回は高校生の包茎について解説しました。 若いうちはペニスのことで悩むことも少なくありません。一生つきあっていくものですから、今のうちから悩み、しっかり考えることはとても大切です。真性包茎やカントン包茎ならばなるべく早く治療することをおすすめします。 もし、包茎でお悩みなら、ぜひノーストクリニックにご相談ください。18歳未満の方は親権者の同意があればカウンセリング・治療ともに対応できます。