カントン包茎とは？

まったく包皮を剥けない真性包茎や、自力で包皮を剥ける仮性包茎について知っているものの、カントン包茎については知らないという方も多いことでしょう。以下では、カントン包茎とはどのようなものなのか、詳しく解説します。

仮性包茎の一種である

包茎にはその症状の度合いによりいくつか種類があります。一般的にカントン包茎と呼ばれているものは、真性包茎と仮性包茎の間にある包茎の種類です。真性包茎と違って包皮口は狭いながらも包皮を剥くことはできるため、どちらかというと仮性包茎の一種といえます。

包皮を剥いて戻らない状態である

カントン包茎は他の包茎の種類とはやや考え方が異なります。そもそも「嵌頓（カントン）」とは、何らかの理由で内臓器官が本来ある位置から脱出してしまい、元に戻らないことです。カントン包茎も同じで、包皮を剥いた時にとても狭い包皮口により亀頭や陰茎が締め付けられて、元に戻らなくなった状態の包茎を指します。締め付けられた状態が続くと、亀頭への血流が阻害されてしまい、うっ血や組織の壊死といったリスクがあります。そのため早急に包皮を元に戻す、または包皮を切除するといった処置が必要です。 一般的にカントン包茎としてイメージされやすい、剥いたら包皮口によって亀頭が締め付けられる可能性がある状態は、厳密にいうと「包皮口の狭い仮性包茎」です。ただ、混乱しやすいため、そのような状態もカントン包茎ということがほとんどです。

カントン包茎になる原因とは

カントン包茎になる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。以下で解説していきます。

包皮口が狭い

カントン包茎になる原因は包皮口が狭いことです。 人によって症状は異なり、非勃起時であれば問題なく剥ける場合もあれば剥けない場合もあります。ただ、ほとんどの場合は勃起すると包皮を剥くのが困難になります。 いずれの場合でも、無理に包皮を剥いてしまうと、狭い包皮口が亀頭や陰茎を締め付けてしまうため、元に戻すのが困難になってしまうのです。

性行為中の勢いで剥けてしまう

包皮口が狭いのに、性行為や自慰行為中に包皮が剥けてしまうと、カントン包茎になる恐れがあります。 前述の通り、カントン包茎は包皮口が狭いことで起きます。勃起しても包皮口が狭く自然に剥けることはほぼありませんが、性行為や自慰行為で勢いが余ることが原因で包皮が剥けてしまい、元に戻らなくなることがあるのです。カントン状態を防ぐためには、無理に剥かない、勢いをつけすぎないことが大切です。もしカントン包茎になってしまったならば、大切なペニスを守るためにも速やかに病院へ行って処置しましょう。

カントン包茎の放置が原因で引き起こされるリスク

カントン包茎やその一歩手前の状態を放置し続けることが原因で起こるリスクについて解説します。

腫れと痛みを生じる

カントン包茎になると、包皮の締め付けが原因で亀頭や陰茎に痛みや腫れが生じます。包皮口の狭さにもよりますが、勃起時にカントン包茎になると包皮に裂傷が起きる可能性もあります。そうなれば、痛みだけでなくかなり出血してしまいますので危険です。

最悪の場合は壊死する可能性も

カントン包茎を放置してしまうと、それが原因で大切なペニスを失うかもしれません。 前述の通り、カントン包茎は狭い包皮口が亀頭や陰茎を強く締め付けます。そのため、亀頭への血流が阻害されてしまうのです。その状態が長く続けば、痛みや腫れだけでなく、亀頭やその周辺組織のうっ血や壊死といった重大なリスクを引き起こす恐れがあります。できるだけ早く医療機関を受診しましょう。

カントン包茎は治療すべき？

「包皮口が狭くて勃起するたびに痛い」「包皮を剥いたら元に戻らなくなった」といったことでお悩みならば、なるべく早く治療を行いましょう。 前述の通り、カントン包茎やその一歩手前の状態を放置することは、とても危険です。日常生活や性行為を満足に行えないだけでなく、うっ血によりペニスを失うリスクがあるためです。 「手術をするのは恥ずかしい」とお思いの方もいるかもしれませんが、男性にとってペニスは一生つきあっていくべき身体の一部です。そんな大切なペニスを守るためにも、カントン包茎や、包皮口が狭くその一歩手前の状態であるならば、なるべく早く包茎手術をして改善することをおすすめします。

カントン包茎の治療はノーストクリニックへ

カントン包茎を治す最も適切な方法、それは包茎手術です。痛みに配慮し、傷跡が目立ちにくい包茎手術をご希望なら、ぜひノーストクリニックにご相談ください。

無料カウンセリングを実施

ノーストクリニックでは無料カウンセリングを実施しています。患者さんのお悩みやご要望をじっくり伺うことはもちろん、ペニスの状態も診させていただき、どのような治療が必要か、かかる費用はどれくらいかなどをご説明します。将来的にカントン包茎になるリスクが高いと判断される場合は、包茎手術をご提案させていただきます。 当院に在籍する医師やスタッフは男性のみであり、完全予約制を採用しています。そのため、他人の目を気にせずじっくり時間をかけてご相談いただけますので、お気軽にお越しください。

熟練の医師が様々な症例に対応

ノーストクリニックは創業から33年、症例実績12万件以上の包茎治療専門のクリニックです。カントン包茎はもちろん、真性包茎や仮性包茎など様々な症例に対応しています。熟練の医師が患者さんのペニスの状態をしっかり把握した上で、最善の治療法をご提案いたします。 また、包茎治療以外にも、亀頭増大やブツブツ除去にも対応していますので、ペニスのお悩みがあればぜひご相談ください。

仕上がりにこだわって施術

ノーストクリニックで包茎手術を担当するのは、包茎治療について専門的に学び、確かな知識・経験・技術を持つ医師です。手術前に、患者さんのペニスを診査診断し、手作業にて丁寧かつ精密に目立たないような切開ラインをデザインした上で執刀を行います。そして包茎の専門医が確かな技術により、仕上がりにこだわって施術いたします。 さらに「見た目をよくしたい」という方は、当院独自技術の美容形成術もご提案できますので、ぜひご相談ください。

二段階麻酔で痛みに配慮

ノーストクリニックでは、二段階麻酔を行っていますので手術中の痛みはもちろん、麻酔注射時の痛みも気にする必要はありません。 「腕の注射はいいけど、ペニスはちょっと…」という方はたくさんいらっしゃいます。確かに敏感な部位ですから、注射を打つ際の痛みは怖いものです。そこで当院では、麻酔注射前に表面麻酔をして痛みを大幅に軽減しています。また、どうしても痛みや手術に恐怖感があるという方は、静脈麻酔もご提案可能です。ぜひご相談ください。

アフターフォローも万全

ノーストクリニックでは、術後に何か問題があった場合、全国に展開する33院にて速やかに対応いたします。 当院の包茎手術では、基本的に入院や通院は必要ありません。縫合には吸収糸を使用しますので、抜糸のためにご来院いただかなくても大丈夫です。しかし、何らかの理由で傷口が開いた、痛みや腫れがひかないといった場合はすぐに対応いたしますので、すぐにご連絡ください。患者さんの大切なペニスを守るため、アフターフォローも全力を尽くします。

まとめ

今回は、カントン包茎の原因や放置するリスク、治療法について解説しました。 カントン包茎はとても危険な包茎です。包皮口が狭いことが原因で、亀頭や陰茎が締め付けられてしまい、うっ血や組織の壊死といったリスクがあります。そのため、カントン包茎になった場合は放置することなく、すぐに治療することが大切です。また、カントン包茎一歩手前の状態も、できるだけ早く治療することをおすすめします。 ノーストクリニックは、症例実績12万件以上の包茎治療専門のクリニックです。カントン包茎を始め、様々な症例に対応可能ですので、お気軽にご相談ください。