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陰茎がんの原因はなに?包茎との関係性や予防について解説

陰茎がんはペニスに発症するがんですが、その発症には包茎が関係しているのをご存知でしょうか。「どうして包茎だと陰茎がんリスクが高いの?」「包茎以外のリスク要因は?」など、不安や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 今回は、陰茎がんの原因、症状、予防について解説します。

陰茎がんの原因

陰茎がんとは、亀頭や包皮などに発症する悪性腫瘍のことです。さまざまな研究から、陰茎がんにかかりやすいリスク要因がわかってきています。国立がん研究センター東病院によれば、「包茎、ヒトパピローマウイルス、喫煙などが発症に関連している」(※)とのことです。ここでは、陰茎がんと関連が深い4つの要因について解説します。 ※引用元:「陰茎がん」(国立がん研究センター東病院)

ヒトパピローマウイルス(HPV)

ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染は、がん研有明病院でも「ヒトパピローマウイルス感染の関与が示唆される症例が増えています」(※)とされているように、陰茎がんを引き起こす主な要因の一つです。HPVの中でも、16型や18型は陰茎がんと強く関連しているとされています。性行為によってヒトパピローマウイルスに感染すると、陰茎の細胞に遺伝的変異を引き起こし、がんの発生を促します。 ヒトパピローマウイルスに感染すると亀頭にブツブツができます。これは、見た目が悪くなるだけでなく、陰茎がんリスクを高めてしまう状態です。 ※引用元:「陰茎がん」(がん研有明病院)

慢性的な炎症

慢性的な炎症も、陰茎がんのリスクを高める要因です。 炎症が起きると、その周囲の細胞にダメージが加わります。ペニスに慢性的な炎症が起きている場合、亀頭や包皮などの細胞には慢性的にダメージが加わってしまい、がん化リスクが高まってしまうのです。 亀頭包皮炎や性病に加え、硬化性萎縮性苔癬(皮膚が白く硬くなる慢性皮膚疾患)を繰り返し発症している場合は陰茎がんに注意が必要です。

喫煙

喫煙も陰茎がんのリスクを高める要因の一つです。がん研有明病院によれば、「喫煙者の陰茎がんの発症リスクは非喫煙者の2.8~4.5倍高くなる」とされています。 そもそも、喫煙は陰茎がんだけでなく全身のがんリスクを高めるものです。各臓器への血流悪化、免疫力低下、慢性的な炎症などにより、細胞の異常増殖が促進されやすいためだと考えられています。 ※引用元:「陰茎がん」(がん研有明病院)

包茎

包茎も陰茎がんリスクを高める要因と考えられています。 包茎のペニスは亀頭が包皮で覆われていて、包皮内部がとても不衛生な状態です。亀頭や包皮内板は表面が薄く、傷つきやすく抵抗力が弱いという特徴もあります。そのため包茎だと雑菌が侵入しやすく、亀頭包皮炎や性病などによる炎症を発症しやすくなっています。 また、包茎はヒトパピローマウイルス感染リスクを高めるといわれています。これは、包皮内部は湿気が多く不衛生でありHPVを始めとしたウイルスが繁殖しやすいためです。包茎ではないペニスと比べると、明らかに感染リスクは高いと考えられています。 このように、不衛生で抵抗力が弱いうえに慢性炎症を発症しやすく、ヒトパピローマウイルス感染リスクが高いことから、包茎は陰茎がんリスクを高める可能性があるのです。

陰茎がんの症状

陰茎がんになると、強い痛みはほぼありませんが、病変周辺が膨らむ潰瘍ができたり、カリフラワーのような見た目をしたしこりができたりします。また、赤い湿疹ができることもあります。ただの湿疹だと思って薬を塗ったもののずっと治らない、このような場合は悪性腫瘍の可能性がありますので病院を受診するのをおすすめします。 陰茎がんが進行すると、鼠径部にあるリンパへ転移して、しこりができることがあります。がん組織が血流に乗って他の臓器への転移なども起こります。さらに、急な体重減少や身体のだるさを感じることもあるかもしれません。

陰茎がんを予防するには

陰茎がんを予防するには、リスク要因をできる限り排除することが大切です。

禁煙

禁煙は陰茎がん予防をするうえでぜひとも行うべきものです。 タバコにはニコチンを始めとしたさまざまな化学物質が含まれています。喫煙することでその化学物質が体内に取り込まれ、血流悪化や免疫力低下、慢性的な炎症などを引き起こします。ペニスだけでなく全身にその悪影響が及びますので、陰茎がんだけでなく全身のさまざまながんを予防するためにも、ぜひ禁煙しましょう。

ペニスの衛生を保つ

陰茎がんを予防するためには、ペニスを衛生的に保つことも大切です。 人の身体は皮膚によってウイルスや雑菌の侵入を防いでいます。しかし、不衛生な状態が続くと皮膚が弱くなって細かい傷がつきやすくなり、増殖したウイルスや雑菌が体内に侵入し、炎症を発症させます。 常に不潔で慢性的に炎症を起こしていれば、免疫力が低下しますし細胞の異常増殖を引き起こしやすく、陰茎がんのリスクも高まります。このようなことから、ペニスを含む全身の衛生を保つことが予防のためには大切なのです。

包茎を改善する

包茎の改善も陰茎がん予防には重要な意味を持ちます。 包茎のペニスは不衛生になりやすく、雑菌が繁殖して亀頭包皮炎を引き起こしやすくなっています。また、包皮内板や亀頭の皮膚が薄く抵抗力が弱いことから、ヒトパピローマウイルスを始めとした性病感染リスクも高い状態です。 このように、包茎のペニスは陰茎がんの要因となるものを招いてしまいやすいものです。包茎を改善して衛生状態を保ちやすくして、炎症・性病感染リスクを低減することは、陰茎がん予防に有効なことだといえます。

包茎の改善なら東京ノーストクリニック

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カウンセリングでしっかり診断

東京ノーストクリニックは、カウンセリングを重視しています。 包茎のお悩みは人に相談しにくいもので、一人で思い悩んでしまうことが少なくありません。誰にも相談できずにそのまま放置してしまう、という人も多いのではないでしょうか。 当院では、患者さんのお悩みに寄り添い、一人ひとりのペニスにあった治療法をご提案いたします。まずは、あなたのお悩みをお聞かせください。

仕上がりにこだわった痛みのない施術

東京ノーストクリニックでは、大切なペニスの手術だからこそ、仕上がりにこだわった痛みのない施術を行っています。 当院では、麻酔注射の前に塗るタイプの麻酔薬をペニスに塗布します。そのため、麻酔注射の針が刺さるチクッとした痛みがありません。術中も麻酔がしっかり効いていますので痛みがなく安心です。 熟練の医師が一人ひとりのペニスの形状を考慮して、仕上がりにこだわって施術します。より良い見た目を実現する「美容形成術」もご提案できますので、ぜひご相談ください。

万全のアフターケアで安心

術後の疑問や不安な気持ちにもしっかり寄り添います。当院では、24時間対応の電話窓口を設置しています。術後になにかお悩みがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。また、全国36院展開しているどのクリニックでも再診が受けられます。なにかトラブルがありましたら、すぐにご連絡ください。

まとめ

今回は、陰茎がんの原因や予防について解説しました。 陰茎がんはペニスに発症するがんです。ヒトパピローマウイルスの感染や慢性的な炎症、喫煙などは陰茎がんのリスクを高めます。また、ペニスが包茎であることは、性病感染リスクや炎症リスクが高いことから、陰茎がんの要因の一つと考えられています。大切なペニスを守るためにも、包茎でお悩みでしたら東京ノーストクリニックにご相談ください。

監修者情報

東京ノーストクリニック田中泰吉総医院長

監修者 田中泰吉

東京ノーストクリニック 総院長

最終学歴
昭和49年 大阪医科大学医学部卒業
昭和49年 医師国家試験合格
職歴
平成02年 田中クリニック 開院
平成13年 東京ノーストクリニック 開院
平成24年 東京ノーストクリニック 総院長就任
平成27年 東京ノーストクリニック 梅田院 非常勤就任
著書
男のためのノースト最強治療法 | 田中泰吉 (著)

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